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Posted by ブクログ 2017年01月30日
江戸で妖怪が受け入れられていた時代から、近代化を押し進め妖怪は古いと言われるようになった明治での巷説百物語。 八十を超えた百介が又市たちと関わった不思議な出来事を懐かしく思いながら語っていく話。 百介からの視点なので、百介が又市一行をどのように捉え、感じていたかが分かる。越えられない一線の向こう側で...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年03月28日
又市の物語の締めの一冊……かな。
「西の……」は未読だが、どうやらあちらはスピンオフ的な内容らしいので。
出てくる話、出てくる話、皆どこかで聞き覚えのあるような説話……シリーズの小編ひとつひとつに繋がっているのだから、当然か。
一冊目から再読したくなってくる(笑)。
又市の仕掛けを話のメインに...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月14日
あたしは京極堂シリーズも好きだけど、こっちのシリーズはもっと好きです。
登場人物たちの粋な感じと、仕掛けのわくわく感がスキ。
『続巷説百物語』のラストはちょっと切なかったから、ホント、待ちに待った続編!
どれもこれもおもしろかったけど、やっぱり一番は「五位の光」。
ちょっと切ないけど、すごくイイ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月06日
なんという綺麗な幕引き…ラスト1ページに、ひとつの時代が終わったような切なさを感じ涙が…
江戸から明治に時代が変わり、新しいものや考えが流れ込み昔が薄らいでいくなか、妖怪もまた意味をなくしていく。
不思議が不思議でなくなることで、人は妖怪を必要としなくなる。
世の中に不思議なことなどない…とい...続きを読む
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