ドキュメント 豪雨災害 そのとき人は何を見るか

ドキュメント 豪雨災害 そのとき人は何を見るか

858円 (税込)

4pt

3.6

決壊する河川、崩壊する山々、危険をはらむ土砂ダム……。東日本大震災から半年後、紀伊半島を襲った台風は百名近くの犠牲者を生んだ。いったい何が起きたのか。どんな危険が身を襲ったのか。奈良県十津川村、和歌山県那智勝浦町の現場を、ノンフィクション作家が行く。豪雨のリスクに無縁な地は日本にはない。首都水没予測も含め、豪雨災害の実態を伝える迫真のドキュメント。

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ドキュメント 豪雨災害 そのとき人は何を見るか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2014年の本です。
    2011年の台風12号の被害を受けた奈良県の十津川村と和歌山県の那智勝浦町のドキュメントです。
    迫力ある筆致で災害の凄まじさが描かれています。
    その中で必死に地域を復興しようと頑張る人たちの姿が印象的です。

    0
    2023年07月23日

    Posted by ブクログ

    ○2011年の紀伊半島豪雨災害について、その関係者等の話しをまとめたドキュメント作品。
    ○本書中にもあるように、当時は、東日本大震災のあった年であり、印象は強く残っていなかったのだが、本書を読んで、むしろ強烈なインパクトを受けた。
    ○十津川村の歴史など、山と暮らす文化についても、興味深かった。
    ○本

    0
    2014年09月11日

    Posted by ブクログ

    第1、2章はH23年和歌山での土砂災害のルポタージュが中心。「まえがき」こそ命からがら助かった住民の方の話だったが、そのあとの本編は住民目線の話はあまりなく、むしろ行政側(首長、防衛省、国交省)や建設業者による対応こそ、中心的に描かれている。行政の対応等に光をあてられていること自体は有意義。

    惜し

    0
    2016年05月25日

    Posted by ブクログ

    2011年9月に発生した奈良県十津川村、和歌山県那智勝浦町の豪雨災害の詳細なレポート、そして、その事例を踏まえ今の東京の水害に対する脆弱さを指摘している。

    被災地に共通していえることは、ここ何十年かは大丈夫だったという近視眼的な、根拠の無い安心感。
    土地の古老といっても、記憶があるのはせいぜい70

    0
    2014年08月14日

    Posted by ブクログ

    なるほど・・・。
    北海道の「新十津川市」というのは、122年ほど前、十津川を襲った災害で新開拓を決心した村民の移住先だったんですね。
    日本は災害が多い。しかし、場所によることも確か。
    100年に一度と言われても…なかなか実感を持って防災にあたれないのが人情かと。

    0
    2014年07月26日

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