華氏451度〔新訳版〕

華氏451度〔新訳版〕

946円 (税込)

4pt

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華氏451度──この温度で書物の紙は引火し、そして燃える。451と刻印されたヘルメットをかぶり、昇火器の炎で隠匿されていた書物を焼き尽くす男たち。モンターグも自らの仕事に誇りを持つ、そうした昇火士(ファイアマン)のひとりだった。だがある晩、風変わりな少女とであってから、彼の人生は劇的に変わってゆく……本が忌むべき禁制品となった未来を舞台に、SF界きっての抒情詩人が現代文明を鋭く風刺した不朽の名作、新訳で登場!/掲出の書影は底本のものです

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華氏451度〔新訳版〕 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月13日

    多くのレビューで見受けられた独特の言い回しが個人的には楽しめた作品でした。
    また、焚書を題材にしただけあり本を読む事の大切さなどが学べて良かったです。
    初めて本を読むならまずこれから読んでほしいと思いました。

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    Posted by ブクログ 2024年02月26日

    独特の文体に最初は戸惑ったが読み進めていくうち慣れて楽しんで読めた。
    少女クラリスの問いかけは読者である自分自身に向けたようなものにも聞こえる。

    ちなみに動画サイトで「華氏451度」と調べると作品のネタバレ解説などが出てくる。なんとなく皮肉を感じる…

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    Posted by ブクログ 2023年11月07日

    暗黒世界を生きる主人公が世界に違和感を覚え、体制に反逆・逃亡するというディストピア小説の典型といえるプロット。現代を生きる我々に対する警鐘ともとらえられる普遍的なテーマのメッセージ性がある。

    私が読み取った二つのメッセージは「無知が愚かであること」「読書の価値は高い」ということだ。無知であればある...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年09月15日

    SF
    「華氏451度──この温度で書物の紙は引火し、そして燃える。451と刻印されたヘルメットをかぶり、昇火器の炎で隠匿されていた書物を焼き尽くす男たち。モンターグも自らの仕事に誇りを持つ、そうした昇火士(ファイアマン)のひとりだった。だがある晩、風変わりな少女とであってから、彼の人生は劇的に変わっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年08月11日

    洗練された文章には、ひとつひとつにメッセージが込められていた。
    最後は胸にグサグサとくる金言がパレードのように押し寄せて、自分の中に染み渡る感覚があった。

    「本を表紙で判断してはいかんぞ」と誰かが言いった。全員が静かに笑い、下流への旅はつづいた
    「ぼくはおじいちゃんのために泣いているんじゃない、お...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年04月04日

    現代社会(特に日本)もそうなんじゃないかと考えさせられる一冊。

    隊長の演説で
    「大衆の心を掴めば掴むほど、中身は単純化された」
    という一節があるが、まさに現代の娯楽(短時間で簡潔に
    楽しむことよりも消費することが重要、は言い過ぎかもしれませんが)
    のあり方を表している様に思いました。
    1950年台...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月02日

    本のない社会ということだけど、学校の教科書とかどうしてるんだろう、映像なのかな、とか考えながら読みました。
    本のない世界を本気で想像してみると、案外難しいですね。現代でも、本を読む人より、読まない人の方が多いのでしょうか。だとしても誰も本を読んでいない世界って、ちょっとどころか少しも想像できません。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月20日

    確かにいろんな人が言うように現代が今作の内容によってきていると言うのは感じた
    そして最近読書にハマっている自分にはかなり刺さる部分が多かった
    確かに本を読むことで劇的に何かを解決できることはないかもしれないけど、なにかしらの拠り所にはできるよねと。

    読みにくさと一部単語や情景を想像で頑張って補う必...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月17日

    フェルプスとボウルズとミルドレッドが大画面のテレビに狂乱している姿は一昔前であればテレビ、今ではスマートフォンやパソコンに取りつかれた人たちと重なりましたね。

    本書でも警鐘されていたように、現在は情報が溢れていてどんどん情報が簡略化されていっていると思います。(特にYoutube、X、インスタグラ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月15日

    最初はわからん……って感じだったけど、第2部からグイグイ引き込まれて一気読みしてしまった。結局この本の伝えたいことはわかってないかもしれないけど、名作と言われる理由がわかった気がする。

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