無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2009年10月04日
むむ、この人はすごい。
素直にそう思えた本。
ありきたりなことでなく、
しっかりと自分の頭で一から思考している学者だなと。
「第三者の審級」とか「愛」についてのくだりとか、
思わずそっか〜っと感心する話がボロボロでてきた。
言い回しがややわかりずらいところがあったような気もしたが、
知的な刺激...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月07日
・北朝鮮を民主主義国にするために、日本は北朝鮮からの難民を積極的に受け入れるべき。
・自衛隊は解体し、国際貢献をするための部隊Xを作る。
・民主主義は多様性を認めているという上で優れたものと考えられているが、本当にそうだろうか?民主主義を受け入れていない考え方は排除するという方法をとるし、結局は少数...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
北朝鮮を民主化する!?
という非常に衝撃的な章から幕を開ける、大澤社会学の捉える民主主義。
若干抽象的な大澤真幸の論理が展開される中で、今までの本の中で紹介されて来た馴染み深い事例が出てくるので、妙な親近感が湧いた。
引用---
「裏切りを孕んだ愛こそが、普遍的な連帯を導く可能性を有しているのでない...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
この本を読んでゾッとした。こんな戦慄は初めて感じた。これは知の暴走だ。テーマは北朝鮮、歴史解釈、自衛隊、民主主義といった今の日本でホットな問題で、それに対して著者が持論を述べる。よくある形だ。でもその持論までの理論的過程が恐ろしい。著者が持ち出すのはデリダであり、キリスト教であり、ベンヤミンなのだ。...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年11月23日
現代の日本が直面しているいくつかの問題をとりあげ、民主主義そのものについての思想的に掘り下げて、大胆な提言をおこなっている本です。
著者は、本書の提言が非現実的なものではないということをたびたび述べていますが、これを常識的な意味で実現可能性のある提言として受けとるべきではないのでしょう。それは、本...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年05月24日
[ 内容 ]
グローバル化は地獄への道だ。なぜ私たちは受け入れるのか?
いま必要なのは、力もない、地位もない、排除された人を社会の代表とみなし、日本の民主主義をつくり直すことだ。
いまこそ、先の見えない時代を打ち破る“ユートピア”を!
そう、未来を決して諦めず、“理想”を取り戻す時である。
[ 目...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。