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男が元気がないといわれて久しい。バブル崩壊後は無残でさえある。失業不安にさらされ、やたらと元気な女たちからはやりこめられ、子どもに遠慮し、どこにも居場所がない。かつての「男らしさ」とは何だったのか。―こうした男受難の状況の下、生き方のありようとしての“中間”を、結果としてではなく、積極的に選び取っていくことこそが根源的で普遍的であるという独自の理論を立ち上げ、このどん詰まりの中から、ふたたび男として生きることの意味を展開しなおす、現代男性必読の一冊。
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Posted by ブクログ
歯に衣を着せぬ文章が心地よい。 著者の言う「男」については、理解出来ていない部分もあるが、「男」として生きていく事を考えさせ、感じさせてくれる一冊。必読。
10/01/07 中年男は中年以外の全世代から嫌われている。 なぜか。 人間は50年、60年生きても、本質的にはほとんど成長し ないということを証明しているから。 多少の処世術を身につけただけで一人前の顔をしている から。 身体的魅力はすっかり...続きを読む減退しているのに、性的欲望だけ は煮こごりのように残っている。そのアンバランスが 「醜い」。その存在のしかたが「醜い」。 要は「中庸」が大切。 もって瞑すべし。
今まで見てきた本の中でも、とても偏見のあるひとだなと読んでいて感 じた。男という生き物を、あらゆる観点で記しているので、参考にな部分 がたくさんあった。さらに、読んでいて感じたことは、私という人間がかな り自己中だなと思った。かなりの殿様感覚で生きてきたのか読んでいても のすごい考えさせられた。今か...続きを読むらでも、この自己中な自分の性質を直して いきたい。そして、自分の思うような男になっていきたい。
「男らしさ」についての考察。けっこう毒舌なんで好き嫌いは別れると思う。俺は面白い考えと思ったし、共感も出来る。 オマケやけど各章の最後にあるブックガイドも面白い。
個人的解釈としては、自分に対して責任を持つのが「男らしさ」かなーと。他人に対して誇示してもしょうがない。
[ 内容 ] 男が元気がないといわれて久しい。 バブル崩壊後は無残でさえある。 失業不安にさらされ、やたらと元気な女たちからはやりこめられ、子どもに遠慮し、どこにも居場所がない。 かつての「男らしさ」とは何だったのか。 ―こうした男受難の状況の下、生き方のありようとしての“中間”を、結果としてではな...続きを読むく、積極的に選び取っていくことこそが根源的で普遍的であるという独自の理論を立ち上げ、このどん詰まりの中から、ふたたび男として生きることの意味を展開しなおす、現代男性必読の一冊。 [ 目次 ] 第1章 なぜ、いまさら「男」なのか―意味論 第2章 こんな男が嫌いだ!―現象論 第3章 「きれい」な女と「カッコいい」男―時代論 第4章 男は女によってつくられる?―承認論 第5章 「男」を読む―表現論 第6章 こんなときどうするか―実践論 第7章 ひとりの、ふつうの男はどう生きるか―覚悟論 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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