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生物学者として世界的なベストセラーを多数もち、科学啓蒙家としても活躍、最近では舌鋒鋭い宗教批判と、多方面に活動をくりひろげる「思想家」ドーキンス。そうした多彩な人物がどういう生涯をへて形成されたかは、生物学界だけでなく思想・科学に携わるすべての人の関心事だったが、ようやくドーキンス自身の声でその生い立ちの語られる時が来た! 父母の配慮につつまれ好奇心を育んだアフリカの幼少時代、奇妙な決まりごとといじめの問題に心悩ませたパブリックスクール時代から、動物行動学の師、ティンバーゲンとの出会いに始まる研究者時代に入り、思わぬ経緯で世界的ベストセラー『利己的な遺伝子』を刊行するまでを描く。待望のドーキンス自伝(2部作の第1部)。/掲出の書影は底本のものです
...続きを読むPosted by ブクログ 2014年08月10日
『利己的な遺伝子』などで有名なリチャード・ドーキンスの自伝。『利己的な遺伝子』は学生のときに読み、多いに影響を受け、数年前に出た30周年増補新装版も迷わずに購入、邦訳された他の著作もかなり持っている。著作が出たらまずは買わないといけないと思っている著者の一人。
ということで、この本も購入。ドーキン...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年07月05日
「利己的な遺伝子」で有名なリチャード・ドーキンスの自伝。2部構成の第1部のこの本では、ドーキンス家の由来から、彼の生い立ち、『利己的な遺伝子』出版までの経緯を紹介する。
彼のいくつかの著作を読んだことがあり、彼がどういう人物なのかに興味があったので読んでみた。読んだ印象として、まず彼の記憶の良さに圧...続きを読む
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