仏教の身体感覚

仏教の身体感覚

715円 (税込)

3pt

3.0

仏教は、呪術性と身体性を強めることによって、人々を救済する宗教となった。たとえば、坐禅。あるいは、念仏。こうした呼吸法をともなう身体感覚をつうじて、仏の教えははじめて深々と腑に落ちる。宗教とは信仰の世界の話であり、論理の積み重ねだけで語ることはできない。仏教は、老病死に向き合う高齢者にどう応えられるのか。生きることに虚しさをおぼえる人々に、どう語りかけることができるのか。現代から、あらためて問う。身体感覚から読み解く仏教史2500年。

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仏教の身体感覚 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年11月04日

     いかにも「ちくま」らしい本。
     仏教のいろんな流れ、バリエーションがきちんと抑えられている。体感をキーワードとしている点が目新しい。
     最初の方ではなにかしら「すかした」ような文体が気障に見えたのだが、いつしかその静謐な語り口に引き込まれていった。文章が生理的に合うようなら、上質なエセーとも。
     

    0

    Posted by ブクログ 2014年10月30日

    [ 内容 ]
    仏教は、呪術性と身体性を強めることによって、人々を救済する宗教となった。
    たとえば、坐禅。
    あるいは、念仏。
    こうした呼吸法をともなう身体感覚をつうじて、仏の教えははじめて深々と腑に落ちる。
    宗教とは信仰の世界の話であり、論理の積み重ねだけで語ることはできない。
    仏教は、老病死に向き合...続きを読む

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