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Posted by ブクログ 2011年12月27日
新カバーの角川文庫が出たので、再読。
ノスタルジックで幻想的なホラー。これ、もしかしたら描かれてるのは一番切実な「恐怖」なのかもしれないなあ。じわじわと心の内から湧き起こる恐怖は恐怖は、どこにも逃げようのないものなんじゃないかという気がしました。
それでも限りなく美しいこの世界には、憧れてやみません...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年06月05日
母を蝕む奇病「白髪痴呆」それは母の記憶を奪い去る。彼女の幼い頃の恐怖の体験、白い閃光、ショウリョウバッタの飛ぶ音、子供達の悲鳴、脳裏に残る「最後の記憶」が母を苦しめる。森吾はこの奇病が遺伝するのではと怯えるが幼なじみの唯の助けで「最後の記憶」の謎を探り始める。
現実世界から異世界へ母と森吾の記憶が哀...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年06月26日
特殊な認知症になった母親は、近い記憶からどんどん記憶を失っていきます。
最後に残るのは子供のときの強い記憶で、幼少期に母は恐ろしい体験をしていたため、徐々に恐怖の記憶のみを思い出すようになっていきます。
母の病気が遺伝性ではないか、つまり自分も発症するのではないか、と異常に怯える息子は、母の幼少期の...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月01日
主人公波多野森吾の母千鶴は白髪痴呆という特殊な痴呆症によって徐々に記憶を無くしつつあった。
そんな千鶴に最後まで残った記憶-それは幼少時代に体験した恐怖だった。
バッタの飛ぶ音、突然の閃光、顔のない黒い殺戮者
森吾は幼なじみの唯とともに母の過去を探りだす。そして訪れた出生の地、迷いこんだその&q...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月17日
ほぼ表紙だけで選んだ綾辻さんの本。
内容は…結構難しい本でした(๛д๛)
「白髪痴呆<箕浦マレート症候群>」という脳疾患を患い、ほとんどすべての記憶を失いつつある母。
彼女の心に残されたのは、幼いころに経験したという「凄まじい恐怖の記憶」だけだった。
突然の白い閃光・ショウリョウバッタの飛ぶ音・大...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年05月29日
綾辻行人の本格じゃない作品。。。。
ホラーなのかSFなのか、ジャンルはよくわからないけど。。。
面白かった!
チキチキチキってバッタの正体がまさかアレとは。。。
白髪痴呆って本当にあるのかと思って、思わず検索しちゃったし。
生きているのは楽しい?っていうキツネ面も好き!
残念なのは、主人...続きを読む
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