モノ・サピエンス~物質化・単一化していく人類~

モノ・サピエンス~物質化・単一化していく人類~

748円 (税込)

3pt

4.0

「人間の使い捨て時代が始まった」――体外受精、遺伝子操作、代理母など、九〇年代以降の「超消費社会」に起きた現象を通じて、「パンツをはいたモノ」と化した人類の姿を探る。

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モノ・サピエンス~物質化・単一化していく人類~ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    聞き書きを文字起こししただけの量産体制の新書ブームにあって、読んで損のなかった数少ない社会評論。とくに、カネとモノ、技術と物質化に関する連関を明解に説明しているところに、自分自身と同じ意見を見た。社会がヒトをモノ扱いし、その結果としてまるで機械の一部のようなあつかいや取り替え可能のようなフィクション

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    臓器売買、代理母…ヒトは「パンツをはいたモノ」になり、やがて「使い捨て」られるのか?
    人間のモノ化(物質化・単一化)、「モノ・サピエンス化」がはじまったのは、広義にとらえれば人類の誕生とともに、少し限定すれば近代以降と考えられる。
    本書では、それをポストモダンの時代以降と想定。
    一九七

    0
    2011年04月09日

    Posted by ブクログ

    現代社会を「モノ」という視点で書いた本。この「モノ」とは物質としての「モノ」と単一という意味での「モノ」の二つの意味を含みながら、書かれている。

    当たり前になっていることを「モノ」という視点で見ることにでさまざまな気づきがある。今の自分や社会について、考えさせられた。

    0
    2010年02月07日

    Posted by ブクログ

     核心をついている本だと思う。
     モノカルチャー化がマスコミュニケーションのおかげで進み、人間自身が衆愚化している状況で当然のことではないだろうか。本書はその人類の単一化と非人間化を的確に状況説明している。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    ボーナスもらったよ!には「ただの紙だろ!」。※※地区に土地買ったよ!には「ちっちゃな地面の土かってなにすんだよ」といわれたことがあります。モノに執着しすぎ・・・、我、モノのクセに。現在、読書中。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    モノ・サピエンス。
    その題名には、「物」と「mono-(単一化する)」の二つの意味が込められている。
    現代社会の中、人間は単一化され、物化していく傾向にあるのだ。

    粗筋を書こうとしても、難しすぎてパッと書けません。
    体や仕事、思考や政治が『物質化』していっている、という現状を、現代社会の具体的事例

    0
    2010年11月25日

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