教養として学んでおきたいニーチェ

教養として学んでおきたいニーチェ

957円 (税込)

4pt

4.3

ドイツの哲学者、フリードリヒ・ニーチェ。
「神が死んだ」「ニヒリズム」「超人」「ルサンチマン」……。
私たちがいま当然のこととして見なしている考えの多くが、実はニーチェに由来しています。
ニーチェを一度も読んだことがなくても、知らず知らずのうちにニーチェ的にものごとを考えています。
意識するかどうかにかかわらず、私たちはニーチェの掌の上で踊らされているのです。
「どう生きていくのか」という問いが、ニーチェの生涯の最初から最後まで貫いていました。
彼の思索は、すべての人に何かしらのヒントを与えてくれます。
現在の生きづらい世の中で、ニーチェを読んでみてはいかがでしょうか。

序 章 ニーチェって、どうして人気なの?
第1章 ニーチェを知ると、何が変わるか?
第2章 神が死んで、どうなるか?―「神は死んだ」
第3章 生きる意味なんてない―「ニヒリズム」
第4章 真実はひとつではない―「パースペクティブ主義」
第5章 妬みが道徳を生み出した―「ルサンチマン」
第6章 人間の向こうに何があるか―「超人」
第7章 遊び、そしてパロディ―「永遠回帰」を生きるヒント

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教養として学んでおきたいニーチェ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    非常に読みやすく、入門書として非常に分かりやすかった。
    「ニヒリズム」「超人」といったニーチェの基本的なキーワードの解説だけでなく、それらのキーワードに対する誤解を解こうとする解釈や真に理解すべき重要なポイントなどが語られている。

    ニーチェの言葉や思想を並べるだけでなく筆者なりの解釈が入っており、

    0
    2022年12月07日

    Posted by ブクログ

    中高生でも読めきれるくらい易しいレベルだが、本質からずれることなくニーチェがどんな思想を持っていたのかがよく分かり、まさに教養として身につけるにふさわしい内容だった。

    ニーチェは次の2世紀(20、21世紀)はニヒリズムの時代と予言した。これまではキリスト教の世界観を軸に道徳形成がなされてきたが、ニ

    0
    2022年05月05日

    Posted by ブクログ

    宗教と神は人の判断基準を権威づけるために、人が都合がいいから、作り上げたと言う意見は、すごく腑に落ちた。

    0
    2022年02月13日

    Posted by ブクログ

    ニーチェについて何も読んだことがなかったので読んでみた。なぜ現代においてニーチェがこんなに受け入れられているのかがよくわかった。性格悪そうな人だなという印象だけどニヒリズムやルサンチマンの考え方は確かにめちゃくちゃ今っぽい。
    別の本で、哲学は金持ちの道楽的な感じで始まったみたいなのを読んだ気がするけ

    0
    2023年07月26日

    Posted by ブクログ

    ニーチェのスタンスなど解説されている本書を踏まえたうえで、今の自分には自己啓発的な読み方をするのが合っていると感じました。

    0
    2021年11月14日

    Posted by ブクログ

    私にとってのニーチェは「忘却はよりよき人生を云々」というもの。どこからの引用なのか今となっては不明だが,永遠回帰の話を聞くと,人生は同じことの繰り返しでつまらないけど生きていく理由を考えないといけないニーチェにとっては忘却は「同じ」でなくするので毎日が新しくなる,つまり,更新されるので生きることに意

    0
    2022年06月09日

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