間違いだらけの教育論

間違いだらけの教育論

726円 (税込)

3pt

3.6

ニセ教育論が、なぜもてはやされる? 理想はどこでつまずくのか? 教員歴40年の「プロ教師の会」代表が、“カリスマ教育者”の議論を検証し、教育問題の正しい考え方を示す。

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間違いだらけの教育論 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    ずっと教育現場にいた著者の、とてもとてもリアルな教育論。理想で語られがちの教育に、ある意味冷めた意見を突きつける。諏訪さん、こんなおもしろかったっけ。
    いろんな論者のことを俎上にのせるのはいいけど、ちょっと読み方が恣意的だと感じる部分もありやけど、著者が「啓蒙としての教育」を重要視しているのは、たし

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    2014年11月03日

    Posted by ブクログ

    齋藤孝、苅屋剛彦、隂山英男、内田樹、義家弘介、寺脇研、渡邉美樹諸氏の教育論を一つ一つ批判的に検証し、教育観の齟齬や誤解を解きほぐして行く誠ある著と言ってよい。啓蒙としての教育と文化としての教育という概念や、近代前期と高度消費社会を達成した近代後期に於ける教育状況の変化をとらえていることも正しい視点で

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    2015年01月07日

    Posted by ブクログ

    元高校教員(プロ教師の会代表)である著者が、5人の教育論者の考えと対峙している。
    さすがに現場経験が長いだけあって、「啓蒙」としての教育の大切さが強い説得力を持って納得させられた。はっきりと意識したことは無いが、教育を考える時にこの点は忘れてはならないことがよく分かった。
    5人の教育論を攻撃して

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    2014年10月20日

    Posted by ブクログ

    「オレ様化する子どもたち」の諏訪哲二さんが書いている、ということで読んでみた。面白いし納得させられる部分も多いんだけど、「誰かの意見の批判」ってかたちで話が進んでいくのがちょっとイライラするかもしれない^^^^

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    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    筆者のこれまでの主張を「啓蒙としての教育」として再構成している。具体的にどうすればいいかという臨床面ではなく、病理面の研究だと思った。

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    2014年06月19日

    Posted by ブクログ

    よく見たり聞いたりする教育論に対して批判をしている一冊。鋭い指摘もあるが書き方に癖があるので嫌いな人は嫌いかも。

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    2013年01月03日

    Posted by ブクログ

    「『見えない』『聞こえない』『表現できない』症候群」と筆者がいうようなタイプの子どもは、うちの教室にも結構いる。筆者はそんな子たちが外部を受け入れ「学び」に向かうよう「社会化」していくことを「『啓蒙』の教育」と呼んで、その大切さを訴えている。
    それはいいのだけど、そのあとの本書の大部分では、教育に関

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    2012年01月04日

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    ニセ教育論ばかりが、なぜもてはやされるのか?
    理想に燃える教育論は、どこでつまずいてしまうのか?
    本書は齋藤孝、陰山英男、「ヤンキー先生」、「文部省のスポークスマン」、ワタミ社長の各氏をはじめとする“カリスマ教育者”たちの議論を検証しながら、教育問題の正しい考え方を示していく。
    著者は

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    2011年04月11日

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