―明治めちゃくちゃ物語―維新の後始末
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―明治めちゃくちゃ物語―維新の後始末

660円 (税込)
462円 (税込) 5月2日まで

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3.6

倒幕果たせど、維新の道険し――「一人前の国家」を目指す日本の前には、未知なる難題が山積み。失業した侍をどう処するか? 国の借金をどう返すか? 国防を誰に任せるのか? 首都の都市計画をどうするか? 人道的な裁判や刑罰とは? 表現の自由は認めるのか? 西郷隆盛ら反対派をどう収めるか? 明治初期、無我夢中で国作りに励んだ男達の悪戦苦闘を描きながら、近代国家「日本」の原点を探る。

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―明治めちゃくちゃ物語―維新の後始末 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2016年09月13日

    あらためて、明治維新は紛れもなく革命だった。その中には3つの革命を孕んでいる。
    ①政治権力を徳川幕府から奪った政治革命。
    ②廃藩置県という、もうひとつのクーデターで封建支配層の力を骨抜きにした社会革命。
    ③その総仕上げとし、職業としての武士を潰した秩禄処分を断行した経済革命。

    多くの血が流れた上に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年01月06日

    週刊新潮に連載していた軽めの歴史エッセイと思われるでしょうが、かなり名作だと思う。日本史の大きな転換点だがわれわれが理解していない明治初年を、人々がどう生きたのかを中心に伝えてくれる。

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    Posted by ブクログ 2014年08月18日

    維新後、理想通りには行かずそれぞれの思惑が複雑に絡み合っているんだなぁ。今も昔も、きれい事ではないのですね。

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    Posted by ブクログ 2014年01月13日

    ≪目次≫
    第1部 明治無限録
    第2部 明治反乱録

    ≪内容≫
    週刊新潮に連載されていた歴史読み物シリーズの最終巻。著者が序文で述べている通り、当時は取るに足りぬ話だが、今から眺めれば、その後の歴史のうねりの一端をしっかりと占めていた、と気づかされる物語が続く。
    読むべし!と言いたい。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2014年05月09日

    箱館戦争が終結してしまうと、私の幕末維新史への関心ががくっと落ちる……んー、というほどでもなく、会津が斗南藩で再興を志して苦労するとか、榎本武揚や大鳥圭介が五年投獄された後に官僚として取り立てられて活躍するとか、斎藤一改め山口次郎改め藤田五郎となった方が西南戦争では抜刀隊に入隊して佐川官兵衛らととも...続きを読む

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