フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか

フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか

660円 (税込)

3pt

リサイタルという形式を発明した「史上初のピアニスト」フランツ・リストは、音楽史上もっともモテた男である。その超絶技巧はヨーロッパを熱狂させ、失神する女たちが続出した。聴衆の大衆化、ピアノ産業の勃興、スキャンダルがスターをつくり出すメカニズム……リストの来歴を振り返ると、現代にまで通じる十九世紀の特性が鮮やかに浮かび上がってくる。音楽の見方を一変させる一冊。

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フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    リストはこんなにも濃厚な人生を送った人だったのか!と驚いた。何故今まで誰も描かなかったのだろう…。

    宝塚歌劇花組公演を観る予定なので、予習にと手に取った本。とても面白かったし、出会うべくして今出会えた本だと思った。
    リストの生涯を通して、本当に豊かであるとはどいういことなのか学ばせて貰えた気がする

    0
    2022年06月12日

    Posted by ブクログ

    善き
    リストの生涯についてとても詳しく、また作者の主観が強すぎる事もなく、とても読みやすい。
    リストを知りたい方へおススメできる一冊
    タイトルが奇を衒っているように感じるが、コレがリストのイメージなのかもしれない。それを覆すだけの内容がここには在る。

    リストに関する本は絶版を除くと1冊しかないそう

    0
    2021年02月15日

    Posted by ブクログ

    ~あらすじ~
    フランツリスト。当時は、民衆の間で圧倒的な人気を誇り、西洋音楽史に名を残す最強のピアニストでありながら、日本ではほとんどその人生について知られていない。そんな彼の苦悩や野望、恋などを、ショパンなど彼の周りの人物や手紙のやり取りなどから考察していく。

    ~感想~
    リストという人物は、

    0
    2015年10月28日

    Posted by ブクログ

    リストもショパンもあまり馴染みのない作曲家だけれど、本書で二人について少し詳しくなれた。二人の関係が、(ぜんぜん違うけれど)『呪術廻戦 第2期』の五条と夏油みたいに思えて、なんだかまぶしかった。タイプの違う二人。ほぼ同学年で、30代で亡くなったショパンと70代まで生きたリスト。のちの人は二人の関係を

    0
    2023年10月01日

    Posted by ブクログ

    この本からはリストの内面や音楽的な意義などはよく分からないが、今まで知らなかったリストの生涯や人柄について知ることができた。説明不足の文章や構成の散漫な点はご愛敬かもしれない。音楽理論的な本ではなく、気楽に読む本だから。
    リストは最強のピアニストということがよく分かった。とにかく凄い人である。その利

    0
    2023年01月08日

    Posted by ブクログ

    ちょっと読みにくいところやうまく書けてないところがあるような気がするけど、全体としてかなりいけてると思う。実際リストの伝記評伝って国内ではほとんどないよね。貴重。

    0
    2020年06月15日

    Posted by ブクログ

    フランツ・リストの天才ピアニストとしての生涯を当時の社会情勢を踏まえながら、読むことができる。私のような初心者にもわかりやすく読むことができ、実際の曲を聴いてみたくなりました。

    0
    2014年06月17日

    Posted by ブクログ

    タイトルはいかにも週刊誌的で、浅はかであるが、内容は、簡潔にして、整然と書かれていて、読みやすいうえにものすごく面白い。

    0
    2014年03月20日

    Posted by ブクログ

    同時代を生きた、ショパンとリスト。
    日本では、ショパンは絶大なる人気を誇るのに比べ、リストはそのピアニストとしての才能を正当に評価されているとは言いがたい現状。
    サロン、巡礼、エレガンス、ブルジョワ、ショパン、ピアノ。
    これらキーワードとともに、「19世紀音楽の縮図」と言われるフランツ・リストを通し

    0
    2019年03月24日

    Posted by ブクログ

    刺激的なタイトルのために外で人の視線が気になるところが難点だが、リストと19世紀ヨーロッパの音楽事情がコンパクトにまとまっていて読みやすい。より詳しい資料への導入として。

    0
    2014年09月18日

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