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優しく、美しく、甘やかな世界が、ラストの数行で、残酷に崩壊する快感。景色が反転し、足元が揺らぎ、別な宇宙に放り出されたかのような、痛みを伴う衝撃。かつて、まだ私たちが世界に馴染んでいなかった頃の、無垢な感情を立ち上がらせてくれる、ファンタジックな短編集。ミステリの醍醐味、ここにあり!
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Posted by ブクログ
どの話もかなり好きだった 青春やファンタジーさの中に潜むささやかな恐怖、切なさが胸にくる。 どの話も過去の自分と重なる部分があり、 昔の自分や生きてきた人生を思い出さずにはいられない。 本来はそう感じるような内容ではないかもしれないけど、何故か時節思い出が蘇った。
子供向けのミステリだと思っていたけど、読むととても引き込まれる作品だった 特に妖精の学校はめちゃくちゃ面白い どこかで見た事のあるような設定だけど、読んでいてドキドキワクワクする 強いて言えば、オチに無理があるような気がした ただ、あの薄っぺらい分量でここまで引き込まれる設定を作れるのは凄い 最...続きを読む後の最後でイヤミスにする展開が毎回同じだから、何となく展開が読めてくるのが少し残念
短編がそれぞれテンポよく切り替わり、すいすいと読みやすい小説です。 どれが好き、というより、全体を通して好きな作品と思います。 よくあがる「妖精の学校」は小説だけでは分からない人には分からないし、分かる人には「これはアレだな」と分かるようなものですね。私はアレとはピンと来ませんでしたが、調べればすぐ...続きを読むに分かります。 表題の作品はoh... という感じ。どれもこれも、すこし切ないような気持ちになれていいと思います。
サクサク読める、ちょっと苦い後味のイヤミス集。イヤミスといえばこれ!というほどのインパクトはないが、誰が読んでもそれなりに満足感が得られる作品だと思う。
北山猛邦氏の描く、どんでん返しモノのミステリー短編集。表題作である『私たちが星座を盗んだ理由』を含む全5編を収録。 ”ミステリーらしい”ミステリーだけでなく、ファンタジー要素を含んだ作品も収録されているのだが、どれもがひとつの作品として純粋に面白く、瞬く間に読み切った。 『恋煩い』 作品名や幼馴染...続きを読むとの三角関係から、甘酸っぱい青春小説と思いきや…。どんでん返しとしての迫力は少々欠けるものの、ラスト一行を「彼女」がどんな想いで書いたのか考えると、ずっしりとした感情が込み上げてくる。ジャンルとしてはミステリーというよりホラーに近いものを感じた。 『妖精の学校』 ファンタジーのような世界観を彷彿とさせる作品だが、これまた捻られた設定に唸らせられる。ラスト一行の謎が解けずに解説を調べたのは私だけではないはず。 『嘘つき紳士』 拾った携帯の持ち主の彼女を振り込め詐欺に利用しようとする男の物語。切れ味鋭くブラックユーモアに溢れたオチが、どこか星新一みを感じさせる。 『終の童話』 石喰いと呼ばれる化け物が、主人公の暮らす村を襲い始めたところから始まる物語。凄惨な時間から希望を垣間見た村人たちが立ち上がる話…と思いきや、まったく新しいタイプの殺人事件が発生。たしかにこれは、ファンタジーの中でしか起きえないものだろう。 そして、表題作『私たちが星座を盗んだ理由』。 ミステリアスな作品名に魅入られたものの、「星座の盗み方」のトリックがどこか説明臭く、正直イマイチといった感想。だが、姉妹の短冊と夕兄ちゃんのすれ違いの結末には心が締め付けられた。
どんでん返しの短編集。最初の恋煩いから衝撃的だった。単なる女子高生の恋のおまじないの話かなーとか読んでいたけど最後にやられた。妖精の学校はあんまり。嘘つき紳士、終の童話、私たちが星座を盗んだ理由はジャンルが多彩でいい感じのイヤミスだった。
それぞれなかなか意地の悪い5篇収録の短編集 どれも重すぎずサクッと読めて良いです 中でもラスト2篇が個人的にはお気に入り 『終の童話』石化の呪いにまつわるファンタジーな世界観で展開されるドラマ オチが秀逸で、読んだ人と語らいたくなる 『私たちが星座を盗んだ理由』後味悪目の作品が多い中で、どちらかとい...続きを読むうと甘酸っぱさと苦さを強く残す表題作
日常の謎やファンタジーを絡めたミステリー。どの話も最後に見方が変わるという仕掛けになっていて面白かった。特に「終の童話」が一番凝っていた。
最初と最後の作品が好き ファンタジー要素強めなのは苦手かもしれない 短編だから仕方ないけどどんでん返し期待で読むのは微妙かも
5つの短編集で、どれも最後にウッとさせる。 表題の作品が気になったが、何でそのまま綺麗に終わらせてくれないんだ、と感じた。 そこも含めても満足です。 優しく、美しく、甘やかな世界が、ラストの数行で、残酷に崩壊する快感。景色が反転し、足元が揺らぎ、別な宇宙に放り出されたかのような、痛みを伴う衝撃...続きを読む。かつて、まだ私たちが世界に馴染んでいなかった頃の、無垢な感情を立ち上がらせてくれる、ファンタジックな短編集。ミステリの醍醐味、ここにあり! 難病の女の子を喜ばせるため、星座を一つ消して見せる男の子を描く表題作ほか、5つの物語のすべてに驚愕のどんでん返しが待つ傑作短編集!
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私たちが星座を盗んだ理由
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