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現役小学校教員の岡崎勝と、教育ジャーナリストであり政治にも関わる保坂展人が、「ネット」「学校」「バーチャル」「心の闇」「家庭環境…… 」さまざまな原因説をこえて、語りあう。森 達也 :映像ほどあっさりとフィクションになってしまうものはない。でも、いまのメディアの若い世代は「これは客観です」「これは公正です」って本気で思っているんですよ。 内田良子 :グループの中の多数派にいるときには、自分の居場所があって、とりあえず身を守ることができるのだけど……。 宮台真司: インターネットは、匿名であることによって無害なんですね。誰が罵倒されているか、しているか実際にわかってしまう場合に、問題が生じるんです。 石川憲彦: 鑑定者は、当初は言葉にならない行為を言語化する……ただし、それを忠実に再現できるのかというと、鑑定者と本人それぞれの意識の働き方によって変異することがあります。 浜田寿美男: 被害者意識がどんどん積み上がっていくとサインとして現れることもありますが、それが殺人にまで至るものなのかどうかは……。
Posted by ブクログ 2014年10月08日
ああなんか、すごく色々と大事だ。
わからないとわかった上でわかろうとするとか、環境や特性を無視するのではなく、環境や特性のせいにして切り離すのでもなく、その子を見る・全体を見る視点とか。
「居場所」という言葉の使い方の部分におおーと思った。
保坂展人 は「居場所」を「相互承認の共有空間」として使っ...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
懐かしい感じ。
なんとも小学生の環境が、いちばんよく描かれている。
まさかこどもが!とかいう論調はなんか現実に即していない。
わたしももう小学校から遠くなってしまったけれども、小学生女子の微妙な関係やらがよく書かれていた。
きゅんとせつない小学生時代をおもいだした。
微妙なカンケイをつくるような...続きを読む
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