海上護衛戦

海上護衛戦

880円 (税込)

4pt

4.4

海軍で海上護衛総司令部参謀をつとめ、シーレーン(海上交通線)確保の最前線に立っていた著者がその戦略を綴った護衛戦の貴重な体験記。現代日本の防衛を考える上でも欠くことのできない記録である。

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海上護衛戦 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ローマ帝国一千年の礎は諺にもある通り「全ての道はローマに通ず」である。即ち平時においても戦時においても兵站・輸送は国体の護持に欠かさざるものであることを歴史において証明している。著者は、日本という海洋国家がいかに海上輸送を確かにしなければ開戦な能わずを主張していた。当時の日本の才ある人々が帝国海軍の

    0
    2018年04月10日

    Posted by ブクログ

    祝!復刊!!
    太平洋戦争で日本がなぜ負けたか、その直接の原因がわかるのみならず、戦略目的を達成するために、組織はどうふるまうべきかがよくわかる本。
    そんじょそこらのビジネス書より、よっぽどおすすめ。
    学研文庫版を所持しているが、これを機会に再読する予定。

    0
    2014年05月27日

    Posted by ブクログ

    資源(石油)獲得の為に、始まった戦争であるにも関わらず、決戦重視で資源輸送への意識の低さの実態がよくわかる本。
    戦争当初から、海上護衛やロジスティクスに対する意識が高かったとすると、どういうような戦争過程になっていたかという想像にかられる。
    潜水艦による商船・タンカーへの攻撃が、日本のロジスティクス

    0
    2014年11月13日

    Posted by ブクログ

    書店在庫なくA経由購入。「決戦」「決戦」の連合艦隊。「総力戦」と上段に構えるまでもなく、国家同士がぶつかり合うことを想像する能力において劣っていたということか。先方だって決して最初から戦争の構図を理解していたわけではないだろうし、失敗だってあったはず。貧すれば鈍する。知れば知るほど、「頑張ったけど…

    0
    2022年05月08日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    徴用船舶の護衛を担当した海上護衛総司令部の参謀であった大井大佐による、シーレーン防衛の重要性を説く本です。

    潜水艦・航空機の本格活用に伴い、物資を搭載した船舶を敵の通商破壊からエスコートすることは戦争を継続していくためには不可欠ですが、日本海軍は運用思想の相違からそれを重要視していませんでした。

    0
    2014年08月21日

海上護衛戦 の詳細情報

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