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姉さんが私を拾ってくれたのは、二月の、わりと暖かい日だった─大学を辞め、憧れのミカド姉さんの喫茶店に住み込みで働くまりも。いつしか向かいのアパートの窓を覗く事が日課となった彼女が見つけた「窓の向こう側」の世界とは?芥川賞作家のデビュー作/第四二回文藝賞受賞作。書き下ろし短篇を併録。
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Posted by ブクログ
窓の灯がデビュー作ということでこれから読み始めました。内面の描写が上手く例えられており、ストーリーもなんでもないことを文学的に描かれており好みの小説でした。この作品以外の作品もぜひ読んでみたいと思わせる作品でした。
解説も面白かった。 どちらも引き込まれてページが進んだのに、えっ、終わり?という最後でした。 あの人たちの世界に置いてきぼりにされた感じ…
いずれ新進気鋭の女性監督が映画にしそうな感じ。 前に読んで、内容はぼんやりだけど、これまた肌触りが良かったので読み返そう、と思った本。 そう、何か元気がなくなった時は、自分の中で気持ち良かったなぁ、体に悪い刺激を与えないだろうなぁという本を読み返して、元気になるのを待てばよいのだ。 そんなこと...続きを読むができるのは暇を持て余した自分の、数少ない貯金・資産なのかしらんとちょっと思います。 まぁそんな時は読むだけ読んで感想も書けないですので、9月の中旬から下旬の本の感想を連投しているわけ。元気になりました。 若いときに本を読んでいて良かった。本は、こうやって私を助けてくれるんですね。 そんなこんなで読み返していてびっくり、私この本初めて読むわ。 昔読んだのはひとり日和か。 いい場末感。いい世界観の中、まりもとミカド姉さんの日々がつづられていきます。 最初は本当にお姉さんなのかな?と思っていたのですが、違うとわかった時から、なんとなくラスト近くの先生と姉さんへの反抗は予定調和という感じもありましたが、ラストシーンが素敵だったので良しとします。 絵になるんですよね。いずれ新進気鋭の女性監督が映画にしそうな感じ。 ミカド姉さん、やりがいありそうな役ね。
自分と現実世界との隔たりは、自分次第でどうにでも違って見えるんだなーと。 実際の距離は変わらないのに、近づいたと思って一喜。変化してないと気づいて一憂。 変わらないことを自分が勝手に歪めながら、生きているのか、私たち。
短編二編で合計150頁、凄い手軽に読める文庫。 そんな非日常な話ではないから自分の近くで起きているとも感じられるし、主人公の世界の見方を参考に自分も少し周りの見方を変えてみようかなって思わせてくれる物語。
どこにも居場所がない、気がする辛さ。 漂うように生きる姉さんの不思議さ。だからこその魅力。 人を傷つけるような言葉をぶつけたのに、傷ついてるのは自分で。 だけど、窓の外から見たら、「なーんだ」って小さく笑える。 人はまた笑えるようになるんだなぁ。
ミカド姉さんの営む喫茶店で働く『まりも』ある日隣に越してきた若い男の窓を偶然に覗いたことをきっかけに覗き見が楽しみになっている。憧れの姉さんとその男達の中で、それとは一線を画した男性の出現をきっかけに微妙に変化する姉さんとの関係に戸惑い動揺する感情。他人の窓から覗き見たそれぞれの人生のかけら達がしん...続きを読むみりとそして爽やかに吹き抜ける風のように伝わる。第42回文藝賞受賞作。
なんか、エモいという言葉が似合う小説だ!! 夜の繁華街、喫茶店、魅力的なお姉さん。 こういう雰囲気結構すき。
読みやすい。さくっと読めて、特に心は動かない。 だからどうしたって言う話をこうして表現するのはすごい。世界観を楽しめると言うか。家の灯りを外から眺めるのは私も好き。
好きな人が自分の欲望とか汚い部分とか、さらけ出してくれないと、ちょっと寂しい。まして他の人にだけそれを見せているとしたら、疎外感をかんじてしまう。だからこっそり覗いてみたい。そんな感じを受けました。そんなまりもの行動は「変な子」なのか、「わかるわかる」って思うのか。
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