神狩り２ リッパー

山田正紀

人間の脳、その主たる機能は、人間に対して事実を隠蔽することにある。それは、《神》を隠すことなのだ……。二〇××年十月某日、沖縄の宮古島レーダーサイトが国籍不明の未確認飛行物体をとらえ、在日米軍は緊急発進(スクランブル)をかけた。接近したF-2戦闘機のパイロットがそこに視認したのは……長い髪と純白な衣をなびかせ、四枚の翼を優雅に波うたせて飛んでいる、巨大な天使の姿だった! 細心の脳科学をもとに、想像力の限界=《神》と切り結ぶ、日本SFの到達点。原稿枚数1100枚の超巨篇!

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: SF・ファンタジー / SF（国内）
• 出版社: 徳間書店
• 掲載誌・レーベル: 徳間文庫
• シリーズ: 神狩りシリーズ
• ページ数: 768ページ
• 電子版発売日: 2014年05月23日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★★☆]

３０年越しの続編？！

確かに瀬名秀明「ブレイン　バレー」っぽい？
と感じさせつつ、SFっぽさがあって、
日本の怪奇SF系！！！って感じがしっかりしていて、
とっても美味しいです。


やっぱり脳と神って切り離せない方向に行くなぁ。

[ブクログ · ★★★☆☆]

うーむ。またしても、「神」は姿を見せない。
島津が、あんな姿に。うー、不完燃焼です。
続編希望(笑)。

[ブクログ · ★★★☆☆]

あの「神狩り」の続編だもの心して読まねば！と思ううちに、あらま、１年以上も積読だったかも。
「神狩り」の何倍ものボリュームがあるけど、全く飽きるところなし。どこまでも広げられる風呂敷に心地よく身を任せて、ああ、やっぱりラストはこういう感じなのね。
うんうん、やっぱり好き。