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Posted by ブクログ 2016年05月09日
震災でだいぶ気が滅入ってしばらく読書から遠ざかっていた。
軽く読める本と思って、探していたら呼ばれるように手に取った。
何気ない日常のちょっとスパイスのきいた個性的で魅力的な人たちとの交流、花見での情景。
楽しそう。
そうそう友情って実はドロリとしているよね。
カツラさんのお母さんについての件か...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月10日
カツラをかぶった店長 桂孝蔵の美容室を舞台に、淳之介とエリ、梅田の交流を描く
私はつくづく平坦な話が好きだ
この本も洩れなく平坦でゆらゆらしてる
何かが始まりそうな、始まらなさそうな
友情って熱いワードを口に出すようなものじゃないけど
読ませる書き方の作家さんだ
エリ、正直だけど不器用で好きだ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年12月18日
男女の友情とも恋愛ともつかない曖昧な関係を描いた小説。本筋に関わらない風景や他人同士のやりとりまでもがさりげなく書かれているのでその光景が立体で立ち上がってくるようであり、解説にあったように「ちゃんと彼らと長い期間つきあった気」がする。私は男女の友情は成立しないと思っている方だけど、そんな人は「友...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年12月05日
引っ越し当日、主人公は友人の梅田さんに誘われて商店街にある「カツラ美容室別室」で髪を切ることになった。
そこでカツラを被った店長に、同い年のエリ、年下の桃井さんと出会う。
エリと友達以上、恋人未満になりながら、主人公は気儘で孤独な生活を続けていく。
言葉にできないもやもやとして感覚的なこと...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月30日
「友情というのは、親密感とやきもちとエロと依存心をミキサーにかけて作るものだ。ドロリとしていて当然だ。」
なんだってこんな文章が書けるんだろう。
なんでこんな小説が書けるんだろう。
学生の頃、お弁当を一緒に食べる子は「友達」だった。
同世代の間にはどうやら「友達」と「親友」と「幼なじみ」がいて、...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月16日
好みがあると思います。
だけど、
私は好きです。
短いので、
数十分で読みきれてしまうかも。
カツラをかぶった桂さんが営む、美容室。
そこに通う、友人の梅田さん。
そこで働く、桃井さんとエリ。
5人を描いた作品です。
ナオコーラさんて
こんな文章なのかあと。
...続きを読む
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