華アワセ 總-アヲイロノキヌ-

月花 / プロジェクト月花 / 由良

『華アワセ』シリーズ1作目『蛟編』の各ルートエンディング後をベースに、蛟と主人公のエピソードを中心にオムニバス形式で構成。互いに心を通い合わせて、「ひとつ先に進むまで」の物語とバッドエンド後を綴ります。また、過去にB’s-LOGに掲載されたSSの再録に合わせて、本書用に新たに書きおろしたエピソードを盛り込んだ作品を予定しております。ゲームを遊んだ方、これからゲームを遊ばれる方、幅広いお客様に楽しんでいただける内容となります。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 国内小説
• 出版社: KADOKAWA Game Linkage
• 電子版発売日: 2014年05月20日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 9MB

[ブクログ · ★★★★☆]

2014/03/28
【やや好き】ゲーム付きムック本『華アワセ 蛟編』で結ばれた蛟とみことのその後(約１年後位～)の物語。　ノベライズではなくファンディスクでも良かったなぁ…(￣ー￣)　　他SS→蛟編が始まる前のいろは、唐紅√エンド後の蛟、姫空木√エンド後の姫空木。　ビーズログに掲載されたSSの再録。　2012年夏コミ無料配布SSの続き。　華闘ランキング戦で蛟に敗北した後に出てくる撮影会イベントの後日談。　　表題作は、同じ話をみことと蛟それぞれの視点で描かれている。　ゲーム本編の時からヤルかヤラナイかが重要だったので、この話もそれなりにエロいが一番恥ずかしいと思ったのは亡き母にいろいろ見られていたってことだと思う（笑）　特に蛟が…どんまいとか言われててうわぁってなった（笑）　対して、いろはの自覚ない必死さが哀しい。　　ゲームでは正√以外は悲恋(狂うか死ぬかw)だが、その後日譚でさらに追い打ちをかけてたのは好きだ。　再録SSは読み逃してたものが読めて良かった。

[ブクログ · ★★★☆☆]

やはり、五光の中では蛟が一番良いんじゃないの・・・と思ってきたため購入。
アフターストーリーだから、幸せそうな日常話かと思いきや、きっちり事件に巻き込まれ、ハラハラする展開だったことにビックリ。
蛟編ではあまり描かれていなかった、いろはの激しさがちゃんと描かれていたのは良かった。
姫は相変わらずお人好しのように見えて怖い性格しているし・・・となると、唐紅が一番まともに見えてくる不思議。
姫編の方が良い人に見えたので、今回のと合わせて、唐紅編に期待が高まる。

短篇の方も、それぞれのキャラクターの個性をいかしたもので、読み応えがあった。
本編よりも好きかも。

残念だったのは、本編の誤字脱字の多さ。
これ、校正してないんじゃないの？ってレベル。
初版だけかもしれないけれど。正直、怒りたいくらい。