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飼い主を群れのリーダーと思う犬、飼い主を自分の母親と思う猫、漢字を区別するカラス……ハッ!とする動物の謎に迫る。「中学一年で北アルプスの白馬岳を登ったとき、大雪渓の雪の上を一生けんめい歩いている小さな黒い虫たちに気がついた。なぜ雪渓の上を歩いているのか。そもそもどこからきて、どこへいこうとしているのか? 雪の上に食べものはあるのか?」日本を代表する動物行動学者である著者は、少年のころより生きものや自然とふれあいながら、じつにたくさんの疑問を胸のうちに暖めてきた。身近な犬や猫の行動から、チョウやホタル、さまざまな虫たちの行動まで、深い関心を寄せ、疑問を解いていこうとする珠玉のエッセイ集。
...続きを読むPosted by ブクログ 2019年11月06日
日高敏隆さんが、自分の研究したことや知見をもとに様々な動物について4ページずつ書いている。これが結構面白い。
読み終わる前から、妻にこの動物はこうなんだよとこの本から得た知識を披露してしまった。日高さんの実際の体験も豊富に盛られていて、ちょっとした動物歳時記という感じかな。生き物ってそれぞれ個性があ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月08日
日高敏隆さんの「なぜ飼い犬に手をかまれるか」、2009.10発行です。タイトルの名前は本の内容を表していないと思います。いろんな動物たちの生態が面白く描かれています。日頃目にしている様々な生き物をとても身近に感じることが出来ました。これから寒い冬、「越冬」、大変なことですね。「食物」と「安全」、生き...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月27日
新聞に連載したエッセイを集めた本。
短いので、気楽に読める。
虫の越冬のしかた、ヤモリがなぜ壁を這うことができるか、美形のサギが万葉集に登場しない理由の日高流解釈などが面白かった。
『チョウはなぜ飛ぶか』『ネコはどうしてわがままか』の著者だけに、今回も疑問文タイトル。
でも、「なぜ飼い犬に手を...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年07月13日
[ 内容 ]
大雪渓の雪の上を一生けんめい歩いている小さな黒い虫たち。
彼らはどこからきて、どこへいこうというのか。
雪の上に食べものはあるのか。
日本を代表する動物行動学者である著者は、少年のころより生きものや自然とふれあいながら、じつにたくさんの疑問を胸のうちにためてきた。
身近な犬や猫の行動か...続きを読む
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