僕は運動おんち

僕は運動おんち

495円 (税込)

2pt

運動も勉強もできず、落ち込みがちな高校生の勝。運動音痴から「うんちゃん」とあだ名され、同じ高校に美しい妹が入学してからは変に目立って、ますます死にたい毎日。そんな中、詩を書く柔道部の男子と親しくなり、彼の幼なじみである、髪の長い女子柔道部エースに恋してしまう。なぜか運動部にも入部するハメになり、学校生活は予想外の方向へ――。笑えて元気が出る青春小説。

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僕は運動おんち のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年09月13日

    運動おんちのうんちゃんこと川入勝の死にたい毎日。
    様々な人の思惑や感情に巻き込まれて、ジタバタとでも健気に奮闘する姿に頬が緩む。男子高校生のあからさまな青春がユーモラス且つ真摯に書かれて胸を打つ。
    読み進める内に、うんちゃんの魅力に夢中になります。

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    Posted by ブクログ 2020年09月09日

    ジュブナイルと言っていいのか、大人になってもこういう本をたまに読むと正気を保てる気がする。
    主人公の妹が兄のことをうっとうしく思っていないのが微笑ましく、たぶんあの妹がいなければ主人公が死にたいと思う理由は別のものになっていたのではないかと思う。かなりおすすめできます。

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    Posted by ブクログ 2013年02月21日

    ダメダメ『うんちゃん』の会話がおもしろくて笑えます。笑えるところと青春だなあと感じるところがたくさんあって進む本です。

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    Posted by ブクログ 2012年06月20日

    枡野浩一のセンスに感服!

    石川くんといい、この小説といい
    なんて心温まる書き方!

    はたから見るとくだらないことだけれど、本気で悩んで青春を生きているうんちゃん。

    自殺したいと、思った時に 時差!時差!って叫んじゃうところが
    ほんと面白い。
    でも本人は真面目なんだよなぁ。

    女である私でも
    男の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年05月25日

    近いうちに自殺しようなんて思ってる主人公だけど、ほんとは自殺なんかしないだろうなというのがわかる文体で書かれていて、おもしろい。自分の考えとは違った方向にどんどん進んでいって(いろんなことに巻き込まれていって)、ほんわかと今後に期待を持たせるラストになってるし、「いいなー、高校生」って感じ。

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    Posted by ブクログ 2011年01月11日

    賛否両論あるかもしれないけど、わたしはこの話し結構好き。弁当がわけられなくなったあと宇佐田くんの影が薄くなってしまったけど、最後はやっぱり宇佐田くんが再登場してよかった。さすが青春時代だ若干の下ネタ的な部分もあるけどそこも爽やかに記されている。ただ他のレビューにもあるように話しの内容は薄い!例えばい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年09月30日

    川入勝。運動ができず、勉強もできにあモテない高校男子。唯一の友達でゴツくて柔道部で、リビドーを無駄に持て余している宇佐田だけが友達である。ある日、クラスでも目立つ美人の波多野さんに自転車でぶつけられ、気になる存在になってしまったが、波多野さんからはどうも嫌われているようで、毎日が暗闇なのだ。

    川入...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年03月07日

    実際に存在しそうな運動おんちの子の高校生活。登場人物みんな人間らしくて、カッコ悪いところもあって、ほっこりした。時々出てくる下ネタ?も高校生男子って感じでクスッとしてしまう。

    うさちゃんの詩がもっと読んでみたい。

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    Posted by ブクログ 2017年08月20日

    初枡野浩一。すごくアップテンポな小説。アップテンポと言っても展開が急なわけではなくて、むしろスローテンポなんだけどすごく軽快な話運びというか。主人公のキャラ設定がすっとぼけていて、真っ直ぐだけど愚直で、すごく温かいのに時折毒を吐いて、魅力的なことこの上ない。そして、頻繁に挿入される宇佐田の詩がすごく...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年01月30日

    運動おんちの主人公、通称「うんちゃん」の高校生活悲喜こもごも。

    思春期のモヤモヤ。性に関するモヤモヤが、独特の活字の面白さで表現されてるのが良い。

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