日本文化私観

日本文化私観

1,463円 (税込)

7pt

4.4

戦前・戦中・戦後、昭和22年はじめまでの安吾全エッセイから坂口安吾の文学、人生観を最も深く、強く語ったもの、例えば「FARCEに就て」「牧野さんの死」「茶番に寄せて」「日本文化私観」「青春論」「堕落論」「恋愛論」等々、22篇収録。“精神の巨人”坂口安吾の反骨精神横溢する選エッセイ集。

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日本文化私観 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2012年10月07日

    坂口安吾は、104年前の1906年10月20日に新潟市で生まれた小説家。

    『不連続殺人事件』『桜の森の満開の下』『白痴』『安吾捕物帖』『堕落論』『安吾巷談』などなど、小説をはじめ翻訳までほとんどの作品を読んで来て、やはり彼の真骨頂は、小説家としてより評論というか文明批評や社会批評の面で大いに発揮さ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    『堕落論』と同じく全集で読んだ。
    伝統・習慣、そういったものの悪しき部分を躊躇うことなく暴き出し、
    合理的でないものは全て滅び行くのが当然だと、そういうことかと。
    簡単に言いすぎたか。
    とにかく、鮮やか。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    堕落論、日本文化私観をはじめとして、多くのエッセイが載っています。
    ただ、文庫的にありえない価格設定。
    そんなことより、坂口安吾の素晴らしさを手っ取り早くわかる本だと思います。初めて安吾を手に取った時の本がこれでした。
    安吾は多くの名言を遺しましたが、わたしはやはり堕落論の一節「堕ちる道を堕ちきる事...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年10月07日

    昔読んだ工場の美しさのくだりは、激しく同意。機能美と言ってしまえばそれまでだけど、感覚的に分かる。かっこいい。
    秀吉のくだりもなかなか興味深い。

    0

    Posted by ブクログ 2011年05月07日

    和風なんて言った時点で日本文化は終わってる。文化保持に対する先人の警鐘が込められた一冊。物知りなんだろうなー、好きなんだろうなー、んで言い方が下手なんだろうなー。アイヌ語で和人とは「シャモ」です。

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    Posted by ブクログ 2014年06月21日

    2014/6/19再読。

    安吾がすきといいながらも全然手をつけてなかったエッセイ集に手を出してみけり
    なんかあれ思い出した
    ひょっこりひょうたんじまの
    「泣くのはいやだわらっちゃお!」
    ってやつ
    「文学のふるさと」すきだなぁ

    「それならば、生存の孤独とか、我々のふるさとというものは、このようにむ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    こーゆー男って嫌だなーと思うのです。高圧的なところがね。言ってることも、個人的には突っ込みどころ満載なのだが。
    うーんしかし、なんだかしんどい片思いしてる気分になったぜ。

    0

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