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Posted by ブクログ 2010年06月06日
ロンドン滞在雑記というか、紀行文といおうか、そういった類のものではあるのだけれど、そう合点して読み進めていくと、いきなり面食らう事がある。
それを引くと、下記のような部分だ。
~仏蘭西窓越しに陽射の明るい裏庭をぼんやり見ていたら、うつらうつら睡くなった。
何だか妙な音楽が聞こえて、裏庭の黄色い土...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月28日
4月末のロンドン。赤い二階バスも通る道に面した家に越してきた主人公が、何気ない日常や不思議と懐かしい人々・風景の姿を綴る。
のんびり、淡々とした、日記(随筆?)風の小説集。
読んでいて「これは著者の実体験なのかしらん?」と何度も思ったが、一応「小説」であるらしい。
何気ない日常のよしなし事が、淡...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
約束した日の四時頃,デイヴィッドは秋山君を案内役として訪ねて来た。酒を飲むのだから地下鉄かバスで来いと云って置いたのに,車で来たと云って笑っている。歯の具合は益宜しくないが,客を招いて置いて相手をしないのは紳士道に悖るだろう。歯が悪いから何も口に入れたくないが,ウイスキイは液体だから歯に関係は無い...続きを読む
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