城を攻める 城を守る

城を攻める 城を守る

935円 (税込)

4pt

「この時代小説がすごい!」作家別ランキング1位の著者が、戦国時代から幕末にかけて城郭攻防戦が展開された26の「戦う城」を徹底分析。国内最後の城郭攻防戦を耐え抜いた名城中の名城「熊本城」、栄光と没落の分岐点となった東海一の堅城「高天神城」、外交的駆け引きに敗れ去った難攻不落の巨城「大坂城」、謙信が手塩にかけて造り上げた戦国最強の山城「春日山城」、関東平野を睥睨する巨大山城「八王子城」ほか。(講談社現代新書)

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城を攻める 城を守る のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年01月14日

    城紹介だけにとどまらず、そこで起こった合戦の状況、いかに攻め、いかに守ったか、何度でも読み直したくなる名著だと思う。旅行に行く際にはもう一度、前もって再読してから城めぐりをしたい。

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    Posted by ブクログ 2020年07月16日

    人気歴史小説作家が城を訪れ過去の戦に思いを馳せる。城の構えなど具体的な記述が楽しい。

    最近多くの著作のある作家。小説ではなく実際に城を歩き歴史を交えて書いた作品。攻防戦について詳細に記述したところが特長だろう。

    一つの城ごとにもっと深く掘り下げても楽しめそう。戦国時代限定でなく島原の乱の原城と西...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年05月08日

    実際に戦闘の舞台となった城について、図とともに解説。あとがきにもあるとおり、作家さんが内容にこだわって書かれた逸品。図が秀逸すぎる。それぞれの城に行く前に再読したい。

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    Posted by ブクログ 2023年08月14日

    小説家である著者は、自著の作品の根拠として城を研究してきた。その成果が本書であろう。それも、現存または復原天守だけではなく、山城までを含め、城郭攻防という視点から書かれていることに好感を覚える。北海道から鹿児島までの城を順に紹介するが、やはり西に行くほどエピソードが増えていくのが面白い。最後の熊本城...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年11月04日

     【白河城】 東北戊辰戦争の行方を左右した城郭攻防戦
    【会津若松城】 幕末最大の悲劇の舞台となった白亜の名城
    【五稜郭】 箱館戦争の舞台となった欧州式稜堡型城郭
    【新井城】 武士の時代の終わりを告げた海城
    【河越城】 新旧交代の舞台となった武蔵国の要衝
    【箕輪城】 孤高の奇才・長野業政の築いた城郭網...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年11月17日

    戦国歴史作家である著者が、戦国時代の有名な合戦を「城」の観点から読み解こうとしている本。両軍の軍事作戦における城の役割を軍略的観点で大局的に述べることを主眼としており、防御施設としての城の構造や、局地的な攻城戦についてはそれほど記述していない。それどころか、「精神的な支柱」の一言で片づけられてしまっ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年07月27日

    他の天守閣とかの写真で城をもてはやすのではなく、戦いを前提に今は城跡、ただの山みたいになってる城をも取り上げ、歴史を自説も交えて説明してくれるんだよね。そこがおれの感性に凄くあったとゆうか、こういった知識を持って城跡巡りしたらもっと学こと大なんだろな。

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    Posted by ブクログ 2018年03月27日

    戦国~明治初期にかけて戦いの行われた城に着目して書かれた本。
    面白いのですが、私には少し前提知識が足りませんでした。

    一つ一つを掘り下げて欲しいのですが、その場合は著者の別の本を読むしかなさそうですね。

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    Posted by ブクログ 2016年05月20日

    日本の城の解説本だが、美しい写真集や名所案内ではなく、攻城・籠城戦を紹介する異色作。対象となる城そのものの攻略法・守り方というよりは、近隣の城主の調略や陸海路の確保など、大局的な要素が勝敗を握る重要な鍵となった事例が多いのが興味深かった。

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    Posted by ブクログ 2015年09月22日

    歴史小説作家である伊東潤が2014年に発表したお城を紹介した本。本書では、戦のためのお城を取り上げており、五稜郭や会津若松城、大阪城など有名な城もありますが、あまり一般的ではない山城などを選択しているのが特徴。著者が歴史小説の題材として取材旅行などをしたことのある場所というのも選考の基準だったのかも...続きを読む

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