mina-mo-no-gram
  • 完結

mina-mo-no-gram

1,012円 (税込)

5pt

3.9

いつも息苦しかった日常生活のリフレイン。二度と戻りたくない、青春のど真ん中。あなたの記憶が呼び覚まされる、エモーショナルでパセティックな別れ、痛み…。気鋭のふたりが試みた喪失と記憶の長編傑作、奇跡の誕生。

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mina-mo-no-gram のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年07月24日

    水辺、ボートの上、シャワー室。方向感覚のない水の中でもがいているような、あてどない息苦しさ。10代の頃のひりひりした気持ちがよみがえってくる。文句のない傑作。最後の主人公の決意に、涙が出た。

    0

    Posted by ブクログ 2022年03月26日

    恋人なら時機が来たら別れられるけど、
    私は私を別れさせることができない。
    死なない限り。
    どんなに私を嫌いになってしまったとしても。

    自我にとらわれて逃れられなくなってしまった人の複雑ないったりきたりがリアルに描かれていたと思う。

    描画のシンプルさに比べて話の内容がかなり入り組んでいたこの裏切ら...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2020年11月23日

    リフレイン。

    脚本と作画、
    それぞれ自分の理想を具現化する。

    そのずれが面白い。


    ささくれを。ぴーっと剥くと。カラダを一周する、夢を見た。

    死に直面しない唯一の方法は、自分が死ぬこと。
     
    前の仕事忙しくてさ。あのままだと、死んだ母親のこと。忘れちゃいそうだったからさ。

    0

    Posted by ブクログ 2014年03月02日

    今日マチ子の「今日マチ子」性をマームとジプシーの藤田貴大が存分に引き出した「mina-mo-no-gram」という物語。
    マームとジプシーらしさとして、リフレインという手法が存分に用いられていますが、僕らの実人生もやはり「靴を履いたり、脱いだりする毎日」の繰り返しなのじゃないか。
    それでも少しずつ、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2013年08月30日

    一つの作品の枠に収まらない、リフレインの可能性を、感じました。
    今までに観た舞台さえ、あの時の感情さえ、引き出されてしまうようでした。

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    Posted by ブクログ 2013年08月24日

    今日マチ子×藤田貴大。記憶はなんだか、水のように流れていってしまう。忘れたいことも忘れたくないことも。

    0

    Posted by ブクログ 2013年07月31日

    今日マチコ新刊三冊のうちの一つ。最後まで買うのを悩んだ笑。
    演劇とマンガの融合。青春ものなんだけどうまいこと共感はできなかったなぁ。表現はすごいなぁ。ゆらゆらゆらゆら、たゆたうたゆたう。一番前向きな終わり方をするのが好きだ。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年04月06日

    演劇には疎く、マームとジプシーも藤田貴大も名前しか知らないという程度なのだけれど。
    おそらくふたりの相性抜群というか、お互いに魅力を引き出し合っているのだろう。
    リフレイン……というか、アラン・ロブ=グリエのヌーヴォー・ロマン「快楽の館」を思い出した。
    「快楽の館」レビューで書いたのは、(以下引用)...続きを読む

    0

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