卑弥呼の赤い罠

卑弥呼の赤い罠

440円 (税込)

2pt

3.3

私が死ねばよいと思っている人間が七人いる――その言葉を残し、老古代史学者の新藤英二郎は殺された。復元した甕棺の中で「女王・卑弥呼」の再現衣装をまとい、顔を朱に塗られて! 日本という国の成り立ちに関する過激思想ゆえに生命を狙われていた老教授を殺したのは誰なのか? 教え子の歴女・村野杏美(あみ)は、新藤と巡った北九州古代史の旅をふり返りながら、恩師の死の謎の挑戦する! 歴史ミステリー。

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卑弥呼の赤い罠 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年04月15日

    吉村達也さんのミステリーは面白いけど、この作品は卑弥呼にまつわる歴史的な解説や諸説あることをつらつらと書かれていてちょっと読みにくかった。でも、最後の真相が分かる部分で驚くような結末に読後感は良かったと思った。 衝撃的な死に方をした大学教授の死の真相を読んで、タイトルの意味することが分かった感じだっ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年02月18日

    邪馬台国にまつわる様々な学説と論争のくだりは、フィクションが混ざるけど、わかりやすく面白い。ただ本格好きとしてはミステリ要素に物足りなさが残る。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2013年06月02日

    古代史学者新藤英二郎教授の苦悩。

    日本古代史研究が玉石混合で諸説乱れる原因は、古代遺跡の発掘が宮内庁により制限されており、仮説を裏付ける証拠がなかなか発掘されない事、日本の成立背景を詳らかにする事に対する政治的、感情的な反発により議論そのものがタブーとされている事が挙げられる。そんな古代史研究のも...続きを読む

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