砕かれた鍵(百舌シリーズ)

砕かれた鍵(百舌シリーズ)

825円 (税込)

4pt

【第61回毎日芸術賞受賞作】警察官が関連する事件が続発した。麻薬密売を内偵中の特捜隊の警部補とその同僚の巡査部長が射殺され、麻薬吸引者の元警察官に婦人警官が刺殺された。何か巨大な陰謀が警察内部で進んでいる模様である。警察庁特別監察官・倉木尚武が乗り出し、執念の捜査を開始する。そして“ペガサス”という名の謎の人物にゆき当たるが…。

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百舌シリーズ のシリーズ作品

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  • 百舌の叫ぶ夜(百舌シリーズ)
    792円 (税込)
    【第61回毎日芸術賞受賞作】能登半島の突端にある孤狼岬で発見された記憶喪失の男は、妹と名乗る女によって兄の新谷和彦であると確認された。東京新宿では過激派集団による爆弾事件が発生、倉木尚武警部の妻が巻きぞえとなり死亡。そして豊明興業のテロリストと思われる新谷を尾行していた明星美希部長刑事。錯綜した人間関係の中で巻き起こる男たちの宿命の対決。その背後に隠された恐るべき陰謀。迫真のサスペンス長編小説。
  • 幻の翼(百舌シリーズ)
    748円 (税込)
    【第61回毎日芸術賞受賞作】かつて、能登の断崖に消えた“百舌”は復讐を誓い、北朝鮮の工作員として、日本に潜入した──。稜徳会病院で起きた大量殺人事件は、明確な理由もなく突然の捜査打ち切りが発表され、背後に政治的な陰謀がからんでいるのではと、取り沙汰されていた。捜査に当った倉木尚武警視は、大杉良太警部補、明星美希部長刑事などと共に闇に葬られようとする陰謀を執拗に追う。息もつかせぬサスペンス長編小説。
  • 砕かれた鍵(百舌シリーズ)
    825円 (税込)
    【第61回毎日芸術賞受賞作】警察官が関連する事件が続発した。麻薬密売を内偵中の特捜隊の警部補とその同僚の巡査部長が射殺され、麻薬吸引者の元警察官に婦人警官が刺殺された。何か巨大な陰謀が警察内部で進んでいる模様である。警察庁特別監察官・倉木尚武が乗り出し、執念の捜査を開始する。そして“ペガサス”という名の謎の人物にゆき当たるが…。
  • よみがえる百舌(百舌シリーズ)
    880円 (税込)
    【第61回毎日芸術賞受賞作】元刑事が殺された。後頭部を千枚通しで一突き。伝説の暗殺者、百舌の手口だ。闇の彼方から百舌が帰還したのか? それとも、警察の汚濁に基づくあの事件を知っている者が始末されていくのか? いまわしい記憶に怯える女刑事・倉木美希の前に第二の殺人が起こる! 野に下った大杉良太も友のために立ちあがる。警察の腐敗を告発し、サスペンスの極限に挑む大ヒットシリーズの長編作品。
  • のすりの巣(百舌シリーズ)
    880円 (税込)
    【第61回毎日芸術賞受賞作】暴力団員が殺され、拳銃や麻薬が奪われる事件が相次いで起こった。巻き込まれた私立探偵・大杉良太は「ノスリのだんな」と呼ばれる犯人を追い始める。一方、特別監察官の倉木美希は、警察内で派手な異性関係の噂がある美人刑事を、要注意人物としてマークしていた。妖艶でしたたかな女――。彼女と暴力団の事件は意外な繋がりを見せ、巨大な陰謀が姿を現す……。好評「百舌シリーズ」第5弾。
  • 墓標なき街(百舌シリーズ)
    836円 (税込)
    【第61回毎日芸術賞受賞作】闇に葬られた殺し屋“百舌”事件。東都ヘラルド新聞社の残間の元に、事の真相を解明する原稿の依頼が舞い込む。警視となった倉木、探偵の大杉ら、当時を知る者への取材を始める残間。組織ぐるみで隠蔽された警察の不祥事を追ううちに、思いもよらない巨大な存在が浮かび上がり――。利権という名のパンドラの箱に手が掛けられたとき、現場に再び百舌の羽根が舞い落ちる。
  • 百舌落とし 上(百舌シリーズ)
    671円 (税込)
    かつて新聞社編集委員の残間が追いかけた、商社の違法武器輸出。過去の百舌事件との関わり合いを見せたことから露わになったこの事件は、一時的な収束を見たが、新たな展開が――。両目のまぶたの上下を縫い合わされた状態で、元民政党の議員、茂田井滋が殺された。この男は何を知っていたのか? 探偵となった元警視庁の大杉、彼の娘で現役警官のめぐみ、公共安全局にいる倉木美希はそれぞれ独自に捜査を始める。捜査が進むにしたがって、次々に百舌の凶弾に倒れる関係者。大杉たちは真の黒幕に辿り着くことができるのか? 36年にわたり書き継がれた伝説のシリーズが堂々の完結!
  • 百舌落とし 下(百舌シリーズ)
    671円 (税込)
    元議員殺害を皮切りに続く事件と、現場に残された百舌の羽根。捜査を進めるうちに浮かび上がってきたのは、軍事技術の極秘開発が疑われる、とある研究機関だった。その背後には政財界の大物たちの姿が見え隠れする。百舌事件と彼らの関係を明らかにしようとして、次々と凶弾に倒れる関係者たち。千枚通しを使った殺害で世間を恐怖に陥れた殺し屋・百舌。果たしてその正体は? そして真の黒幕はいったい誰なのか? 36年にわたり書き継がれた伝説のシリーズ、ここに完結!――史上最強の敵との死闘をその目で見届けよ!
  • 裏切りの日日
    495円 (税込)
    人質を楯に、身代金を奪った犯人は、厳重な包囲の中で、ビルの9階からエレベーターに乗り込んだが、1階についた時には消えていた! その頃、近くのマンションで、右翼の大物が何者かに射殺された。“2つの事件は関連するものなのか?”居合わせた警視庁公安刑事・桂田の暗い瞳が光った。彼は、2年前に妻子に逃げられ、それ以後、人が変わったといわれる。その凄腕に更に磨きがかかり……。

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砕かれた鍵(百舌シリーズ) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年03月17日

    この本が面白いのは間違いないところで、茫然自失のラストを目の当たりにして衝撃に打ちのめされつつ、実は続きとなる「よみがえる百舌」と「鵟の巣」も読み終えておりまして、個々の面白さはいうことなし!

    ただ、「百舌の叫ぶ夜」や「幻の翼」と同列に、これらを百舌シリーズとしてもいいのかという思いがふつふつと湧...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年01月20日

    これまたハードな展開である…ハード過ぎでしょ?

    そして、そして……げげーん!!
    こんなラストが許されていいんだろーか!?

    0

    Posted by ブクログ 2020年12月28日

    凄くよく出来た面白い話だと思います。刑事小説はこれだから辞められない♪
    でもこれは…賛否分かれるかなー?って感じです。MOZUファンではありますが…MOZUとして?

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    Posted by ブクログ 2020年03月08日

    森原法務大臣や、百舌らが関わった一連の事件は一旦集結。しかし、根本的な問題は何も解決していない。

    今回は薬物所持や警察による殺人、そして警察内部での不祥事や暴露本が明るみに世間に出て警察に対するイメージが崩壊寸前。謎の「ペガサス」なる人物も現れ捜査は難航。これは警察組織に対する陰謀なのか。一体誰の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年05月27日

    3作目もあっという間に読んでしまった!結論が知りたくてドンドンページをめくってしまった。

    結末は、辛いがなるべくしてなったのかと読み終えた今は思います。美希は無鉄砲過ぎる…とも思いますが、紅一点でもあるのでそのくらいがいいのかもしれない。

    またまた1992年に新興宗教の話を書いてるところに驚きで...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年07月04日

    百舌シリーズ第3弾。

    夫婦となり子も産まれた警察庁特別監察官の倉木と美希。
    辞職後探偵となった大杉と難事件に挑む物語。

    序盤から難病を患う子が爆弾事件に巻き込まれ復讐に燃える美希と、表向き家庭に冷たいが家族思いで燃ゆる漢・倉木。
    そして暴走する美希を心配する大杉。

    前作より環境が変わり、新しい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年04月26日

    百舌シリーズ3作目。主要な登場人物にあまり変化はないにせよ、1・2作目とは違った雰囲気がある。それは結婚、辞職と倉木・明星・大杉の3人の配置の転換が物語の雰囲気をうまく変えているような気がする。ある種、前作とは別物とも感じられるシリーズ3作目。
    謎めいたシーンや入り組んだ展開にどうラストになだれ込ん...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年03月11日

    序盤から突き刺さるような場面が続く。
    生まれてきた我が子は難病に侵され、高額の治療費を工面するためにすでに借入額を超えているにもかかわらず、再度借り入れを申し入れるが断られる。
    病院で我が子の面倒を見てくれている母は父親としての倉木に不満があるが、忙しい中病院に見舞いに訪れていることを知り、久しぶり...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年11月15日

    モズシリーズの最終章。
    日本を舞台とするには現実感がないのだが、誉田哲也氏のジウシリーズとも取れる展開の早さにずいぶんと振り回された。
    あっという間に読み終わってしまうが、やはりテレビドラマよりも書籍で楽しむのが好きだなぁと思ってしまった。

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    Posted by ブクログ 2016年06月08日

    えっ?
    と言うスタート
    大杉が警察を辞めた?
    と思いながら・・・

    途中中だるみ部分も有ったが
    最後は再び
    「え?」

    倉木警視好きだったから
    このシリーズ読むのやめちゃおうかとまで
    思ってしまった。

    でも、もしかしたら・・・
    エピローグで
    「病院のベッドで・・・」と
    最後のどんでん返しがあるか?...続きを読む

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