ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ~ハイテク海洋動物学への招待~

ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ~ハイテク海洋動物学への招待~

825円 (税込)

4pt

水生動物の生態は、直接観察できないため謎が多かった。だが、今や日本発のハイテク機器を動物に直接取り付ける手法によって、教科書を書き換えるような新発見が相次いでいる。

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ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ~ハイテク海洋動物学への招待~ のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    予想をはるかに超えて面白かった。
    ガヂガヂの数物系であった自分からするとこういう素朴なアイディアに基づいた研究について知るのはとても刺激的だった。冒頭のアザラシやペンギンの写真はどれもとてもかわいい。筆者はデータロガーを動物に取り付け、それを回収するために奮闘するわけだが、対する動物の描写がとても可

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    2012年10月06日

    Posted by ブクログ

    1月に国立科学博物館で聞いた著者の講演を思い出しながら、最後まで楽しく読めた。バイオロギングの成果と魅力を、親しみやすいエピソードを多数交えて、情熱と人柄あふれる文章で書かれていた。

    0
    2012年03月10日

    Posted by ブクログ

    著者は温度計、体温計、加速度など各種センサーを海洋動物に取り付けて得られたデータから生態を探ってきた。

    研究内容や結果そのものも興味深いが、試行錯誤や偶然の発見を繰り返す研究生活がドラマチックでノンフィクションとは思えないほど楽しい。

    南極の暴風の中でうまく小便する方法とは!?

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    2011年12月07日

    Posted by ブクログ

    わくわくする未知の世界の研究。
    役に立てようとして研究すると案外役に立たない。
    興味と興奮で研究したことが思いのほか役立ったりする。

    準備万端のときはうまくいく。
    ミスがあったときに限って自然は痛いほどそこを突いてくる。

    求む男女のコピーがとても素敵!

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    2011年05月26日

    Posted by ブクログ

    読んでいてこんなに楽しかったのは久しぶりだ。

    未知の自然というものを対象にした研究の醍醐味が詰まっている。
    研究者とはかくも冒険者であったのか。

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    2011年05月07日

    Posted by ブクログ

    海洋生物研究のタフさとダイナミズムの息吹が伝わってくる。氷下のアザラシの子が泳ぐ写真、ペンギンの群れの水中グライディングの写真がとても素晴らしい。

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    2018年10月14日

    Posted by ブクログ

    著者は、東京大学海洋研究所国際沿岸海洋研究センター准教授の佐藤克文氏。

    バイオロギングサイエンスと呼ばれる分野における著者の研究成果がまとめられた本である。バイオロギングサイエンスとは、細かい定義は別にして簡単に言うと、野生生物にカメラや速度計・深度計などの記録装置をつけて日頃の動物たちの行動を研

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    2010年12月18日

    Posted by ブクログ

    ペンギンやアザラシなどの海洋動物にハイテク機器「データロガー」を取り付けたことで見えてきた、本来の生息環境下で動き回る海洋動物たちの姿について書かれた本。

    本書を読むことで、動物たちにデータロガーを取り付けて生態の記録を採る「バイオロギングサイエンス」を知ることができます。

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    2019年07月29日

    Posted by ブクログ

    高校時代、理系少年だった私は生物、脳科学、地学などなどノンフィクション系の本だとそういうのばっかり読んでいる。急に方向転換して美大に行った手前、もっと勉強したかったな~~~という思いがくすぶっているのである。ぶすぶす。
    敷居が高いと思われている理系本達だが、実は文系本より優れているな~と思うところが

    0
    2019年03月19日

    Posted by ブクログ

    実に刺激的、かつ文章にも工夫が凝らされていて一気に読める。
    最近こういう、若手・中堅研究者が自分の専門領域を面白く語る本が増えてるなあと感じる。本書はそのムーブメントのさきがけ、かな。

    0
    2018年11月17日

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