信長の女

信長の女

555円 (税込)

2pt

4.0

和歌や蹴鞠は古くさいと無視、少年たちに菓子を配って家来に従え、馬で駆け回った元服前。織田信長が心惹かれたのは、各地から船で物資が集まる港町だった。商いで世を制することができ、海の道でつながる遠い異国が攻めてくるかもしれない。新しいものに憧れる信長が、明の衣装をまとった美しい少女と出会い、ひと目で虜に……。戦国のカリスマの初恋と青春時代を描く、新釈・信長伝。

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信長の女 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年11月14日

    今はだいぶ史実が正解になってきたのか、破茶滅茶な信長ではなく、発達障害があったのではないかとの話もあったが理にかなった人の使い方をしている。人を道具とみている事は変わらないけど、忠誠を尽くすならそれなりの褒賞も与える。
    この人の書く信長は悪意のある信長ではないので好感がもてる。

    明智光秀の人を見下...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2017年02月14日

    清水さん視点での信長伝。ただタイトルが「女」ということで、信長の女遍歴かと思ったら、女ではなく、安土城建設までのサクセスstoryであった・・・。

    0

    Posted by ブクログ 2013年02月17日

    『信長の女』
    面白い切り口の作品だと思いました。
    信長のパートナーは当然、斉藤道三の娘。
    ゲームや他の作品でも、マムシの娘がメインでしたから。

    信長にも、このような淡い恋があったのでしょうか?
    また新しい解釈を味わいました。
    (END)

    0

    Posted by ブクログ 2011年09月25日

    若き織田信長を、架空の女性との切ない恋愛譚を交えつつ描く作品。今まで、あまたの作家さんたちに取り上げつくされた人物であろうにもかかわらず、まだこんな切り口があったのかぁ〜と思ってしまう作品です。さっすがの清水センセです。

    0

    Posted by ブクログ 2014年08月30日

    「日常のほとんどは要点だけを短く言えば用が足りる。人々は付け加えても全く意味が深まらない無用の言をだらだらと口にして、かえって本意を濁らせる。書物の中のほとんどの文章は無用の飾り。意味あるものはむこうから目に飛び込んでくるもの。」うつけと言われた信長幼少期の言である。人質時代の徳川家康にかけた言葉も...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2018年05月19日

    まず、読みやすいことがこの小説の特徴であると思いました。
    歴史を扱っている小説でありながら、現代人に馴染みある言葉遣いで描くことで、より手に取りやすいものになっていると思われます。

    さて、この小説は、信長の天下布武の心理的原動力を、十一屋梨華という一人の女性を恋う心として書いていました。
    頭の回転...続きを読む

    0

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