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Posted by ブクログ 2023年10月10日
明智小五郎、金田一耕助と並ぶ日本三大探偵の一角、神津恭介が初登場する推理小説。
他の二人と比べて全く知名度が高くない理由はなんとなくわかる。小さい頃から秀才で東大出身、身なりもきちんとしていて推理も論理的、いわゆる正統派すぎる探偵。
ただ、推理物としては非常に面白かった。密室が物理的また心理的に...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月15日
刺青の歴史、戦後の雰囲気、色褪せない素敵な作品でした。(名探偵ものがとても好きです)
神津恭介の登場にはテンションが上がりました。名探偵の登場にテンションが上がったのは初めてです。
難事件を華麗に推理する神津恭介は本当にかっこいい!
もっと読みたい!そう思いました。光文社さん他の作品も新装版お願い...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年01月10日
いつか読みたいと思いつつ
ずっと手が出せていなかった神津恭介シリーズ。
名作との誉れ高い本書をようやく読むことができた。
読み始め、物語の設定された年代もあって
古臭さというか入り込めないところがあったものの
中盤からは入り込め、神津恭介が出てきてからは
一気読みでした。
いろんな箇所に粗さは...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月27日
冒頭の刺青の耽美講義から作品世界に惹き込まれました。猟奇的な死体も相まって良い雰囲気です。
密室トリックは初歩的で拍子抜けしましたが、そこから派生する「何故、密室にしなければならなかったのか」と「何故、胴体が消えたのか」のプロットが実に素晴らしいです。「日本推理小説史上に欠かすことのできない作品」と...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月13日
背中に大蛇丸の刺青を彫った女が密室となった浴室で殺され、しかもその胴体はどこかに持ち去られていた。明智小五郎、金田一耕助とならぶ日本三大探偵のひとり、神津恭介のデビュー作。(しかしその登場は終盤まで焦らされる)
刺青に魅入られた医学博士や女の情夫、刺青にまつわる迷信など、戦後間もなくという時代とあ...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年03月12日
マジでやられたミステリ リスト作品
いにしえの単行本を持っていたけど通読する前にやむなく処分してしまった悲しい記憶があるタイトル
内容についての記憶は全くない
「イレズミ」じゃなくて「シセイ」
高木彬光作品は「破戒-」「人形-」に次いで3作目
読もう読もうと思っているうちに積読が角川版、扶桑社版...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年03月31日
怪奇ものの抗いがたい危うい魅力を纏いながらも、新しい時代に向かう論理的展開を中心に据えた作品。
密室が解けることにより、犯行現場を誤認させるという心理的トリックが見事。
ほかにも見せつけるようで隠し、隠しているようで見せつけるといった表裏一体の仕掛けを乾板の陰画と陽画に重ね合わせた暗示も素晴らしい。...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年10月13日
古い作品なので、読みにくそうだなぁと勝手に思い長い間詰んでありました。
しかし読んでみるとほとんど読みにくさはなかったです。
犯人はこの人かなぁ?と思いましたが、トリックは最後までわからずでした。
わかった時はあぁなるほどねぇと唸ってしまいました。
思い込みって怖い笑
密室のトリックがそこまで重...続きを読む
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