蔦蔓奇談

蔦蔓奇談

649円 (税込)

3pt

4.0

「できるだけ早く、帰ってきますね」――ひとりは、さびしいから。そう言って、微笑(わら)って父のもとに出かけていった敏生の、なつかしい、可憐な姿。――冷たい父だった、という。優しい言葉ひとつ、かけてもらえなかったという。けれど、死期が迫ったとき、彼は突然、息子に言ってきたのだ。会いたい――と。(……何か、胸騒ぎがする……)天本の予感は、まさに的中しようとしていた!

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蔦蔓奇談 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    とても悲しくて切なくて、しみじみ優しい。涙なくしては読めないこの1冊。
    今回の舞台は京都。長く連絡を取っていなかった敏生の父が、死を目前にして連絡してきたことから話は始まります。今回はいわゆる「仕事」というシーンはありませんが、それでも敏生が大きく成長したんじゃないかと思える1冊です。
    天本さんの体...続きを読む

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