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新海誠の幻のデビュー作が小説となって息を吹き返す!
アニメとは異なる視点で描いたもうひとつの『彼女と彼女の猫』。
都会で一人暮らしをする女性が、ある日偶然猫を拾った。
自分の感情を言葉にするのが苦手な彼女と、彼女の不器用さをそばで見守る猫。
友人との言葉の掛け違いを境に、彼女の日常から笑顔がなくなっていく。
拾われた猫たちを軸に描かれる、四つの連作短編。
「彼女はいつでも誰よりも優しくて、誰よりもきれいで、誰よりも懸命に生きている」(本文より)
《目次》
第1話 ことばの海
第2話 はじまりの花
第3話 まどろみと空
第4話 せかいの体温
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
言葉が通じ合うことがなくても、同じ時間を一緒に生きている。生きるための勇気をくれる。寂しさ、悲しさをやんわりと包んでくれる、優しい物語だなぁと感じました。
色んなものが目まぐるしく変化していき、その忙しなさに押しつぶされそうになる。そんな闇を抱える現代人にオススメの一冊です。
特に猫たちの縄張りを管理する仙人的存在、ジョン(犬)の言葉が心に沁みます。
『愛する力、他者を必要とする力と言っていいだろう。寂しさと引き替えに得たこの力が、種を強くするんだ』という言葉。とても好きです。
多様性があるからこそ、競争は避けられないし辛い思いをすることもあるけれど、1人の何かで完結しない世界だからこそ、一人一人の寂しさや喜びに意味があり、生きる事に価値があるものになるんだと、少し肩の荷が取れたような気持ちになりました。
Posted by ブクログ
【あらすじ】
新海誠の幻のデビュー作が小説となって息を吹き返す!
アニメとは異なる視点で描いたもうひとつの『彼女と彼女の猫』。
都会で一人暮らしをする女性が、ある日偶然猫を拾った。
自分の感情を言葉にするのが苦手な彼女と、彼女の不器用さをそばで見守る猫。
友人との言葉の掛け違いを境に、彼女の日常から笑顔がなくなっていく。
拾われた猫たちを軸に描かれる、四つの連作短編。
【感想】
新海さんはこの物語を通して、猫社会も人間社会と同じだよって言いたかったんじゃないかなと思う。恵まれた環境で生活できるものもいれば、そうでないものもいる。そして、人間に動物が寄り添うと不思議なことが起こる。そこに癒しが生まれたり、笑顔が生まれたり、時に涙がこぼれたり。それがあるから、物語が出来る。猫が拾われるまで、その人間を観察している様子を見て、本当に猫ってこうやって人間を見ているのかなあと気になった。そして、猫が拾われた時、猫は本当はどんな風に思うんだろうなあと思った。猫が人間の言葉を話せたら、きっとこんな感じなんだろうっていうのが、この物語を読んで、ちょっと想像できて楽しかった。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
少年・青年マンガ
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