能登怪異譚

能登怪異譚

小説・文芸
387円 (税込)

1pt

市助には8人の子がいた。その子らが夜ごと寝間を抜け出して、朝まで箪笥の上に坐っている。そのうちに市助を除く家族全員が夜な夜な箪笥に上がるようになって――。(「箪笥」)。能登を舞台に玄妙な語り口で綴る9つの不思議な物語。恐怖と戦慄の半村フォークロア。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    能登怪異譚
  • タイトルID
    :
    248407
  • ページ数
    :
    168ページ
  • 電子版発売日
    :
    2014年02月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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能登怪異譚 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    能登の言葉?
    最初、とっつきが悪かったんですが、すぐに気にならなくなって。

    短編集って沢山読むと、「あれ?この話、どんなのだっけ?」
    ということがよくありますが(え?私だけ?)これは忘れられない
    話のオンパレードです・・・とここまで書いて、ふと思った。
    翻訳ものを読むことが多いのですが、原題と邦題が違うものが
    かなりあります。ひょっとすると、その邦題が今ひとつなのかも。

    登場人物たち自身は淡々と生きているだけで怖い思いを
    していない話って、こちらの怖さは倍増しますねー。

    ■箪笥 
    なんで箪笥の上にいるのかわかんないのが怖いっ
    しかもね・・・

    ■蛞蝓 
    ナメクジと言えば塩。でもこの、蔵での女房の描写はやりすぎ・・・

    ■縺れ糸 
    神の恩賜で暮らす老夫婦にいらぬおせっかいを・・・
    芥川でありそうな掌編。

    ■雀谷 
    象塚ってありますよね。雀も・・・っていうのは大枠で。
    更に外枠が・・・

    ■蟹婆 
    目のない蟹ってだけでもう・・・
    こういう村って実は本当にあったのでは・・・
    どこかにまだあるのでは・・・うきゃ。

    ■仁助と甚八 
    これはかなり技巧的な作り。
    読んでて、どちらがどちらか、だんだん惑わされます。

    ■夫婦喧嘩 
    犬も食わないってやつですね。
    される方は溜まりませんが、話としてはこれだけが微笑ましい・・・

    ■夢たまご 
    「邯鄲の夢」ですか。輪廻転生って案外こういう仕掛けかも。

    ■終の岩屋 
    ある意味、モーロワの「タナトス・パレス・ホテル」。
    あれより、死なないのが更に深い。

    0
    2014年10月05日

    Posted by ブクログ

     大人がよ読んでも怖くはありませんが、とても面白い話ばかりです。
     
    ちょっとダークな、というかかなりダークな「まんが日本昔ばなし」をイメージしていただければ思います。

     実際、挿絵画家も「まんが日本昔ばなし」の方ですし。

     なんかあのナレーションが聴こえてきそうです。

    0
    2017年08月15日

    Posted by ブクログ

    【箪笥】―短篇。
    老婆による能登弁の語り口で、家にまつわる昔話。夜な夜な箪笥の上に座る家族。短いながらもその光景を思い浮かべてぞくりとさせられるのが面白い。(2008.12)

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    名の通り、能登の怪異譚を集めたもの(作者の創作が多分にある気がするが)。
    中でもオススメは「箪笥」「雀谷」。
    能登の方言で全文書かれており、
    これが恐怖感、奇怪感を増幅させる。
    村上豊さんの挿絵は元々大好きだが、
    これほどまでにマッチする作品があろうとは・・・
    この本を「面白い!」と思える人は連絡下さい、
    飲み明かしましょう。

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    能登を舞台にした9つの不思議な話。
    方言のせいか、民話を読んでるような感覚でした。
    どの話も、因果関係みたいな回答はなく、ただ不思議な出来事が起きる内容でした。
    こう言った妖しい世界観…ツボでした。
    わけわからんけど好きだったのは、一番最最初の家族が夜な夜な箪笥の上に座る話と、雀の墓場の話。

    0
    2026年02月06日

    Posted by ブクログ

    能登を舞台にした怖い…というか、シュールというか、不思議というか…そんな内容の短い話が能登弁の一人語りで書かれています。能登の方言がそのまま文章になっているので、最初はちょっとつっかえますが、脳内変換出来るようになればスムーズに入ってくるようになりました。そうすると臨場感が出てきてさらに楽しめた気がします。石川県民の強み(笑

    0
    2024年04月30日

    Posted by ブクログ

    半村良といえばSF作家のイメージだが、他にも夜の世界に生きる大人たちの人情を描いた『雨やどり』や本作の様なちょっとゾッとするフォークロアなどその守備範囲の広さに驚く。そしてとにかく読ませるのが上手い。

    0
    2023年01月25日

    Posted by ブクログ

    傑作「箪笥」。これは読んでおくべきだ。語り、視点、ロケーションの変化など実に技巧的ですばらしい作品だ。次の「蛞蝓」まではまだ良かったが、後がひどい。だんだんつまらなくなってくる。「箪笥」だけのために買うのはよいと思う。

    0
    2014年07月10日

    Posted by ブクログ

    まるで夜語りの民話のように、朴訥とした能登弁での一人称で語られる物語は、モダンホラ-とは対極的な位置にあるようにも思われるが、それに勝るとも劣らない怖さを味わわせてくれる。
    代表作「箪笥」の何とも説明のつかない奇妙な味とぞくりとする読後感、「雀谷」「蟹婆」で描かれるのはS・キングらのモダン-田舎-ホラーを凌ぐ恐怖と惨劇……その他全9編の"もっしょい"(面妖な)話を収録。

    村上豊氏ののどかな挿絵もなぜか内容にマッチしていて、むしろ怖さを引き立ててすらいるのだから、不思議。

    0
    2013年04月24日

    Posted by ブクログ

     いやー,能登に住んどる者(もん)が読んだから(さかいに)余計(よけ)におもしろかった(もっしかったわいねん)。
     このような変な(もっしい)な昔話が(はなっしゃ),もともと能登地方(おらかた)にあったのかどうかは知らない(しらん)けれど,ちょっと(ちょっこり)ゾクゾクとする話でした(やったわ)。

    0
    2011年05月15日

能登怪異譚 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    集英社
  • 掲載誌・レーベル
    :
    集英社文庫
  • タイトル
    :
    能登怪異譚
  • タイトルID
    :
    248407
  • ページ数
    :
    168ページ
  • 電子版発売日
    :
    2014年02月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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