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アメリカの高学歴女性の間でHousewife(主婦)回帰の動きがある――ニューヨーク・タイムズ紙、ニューヨーカー誌が絶賛。米メディアで論争を呼んだ話題の書!
「私たちは会社に使われない新しい生き方を求めている」――ハーバード、エールなど一流大学を出ていながらせっかく掴んだ投資銀行、広告代理店、官庁などの職を捨て、続々と主婦になるアメリカの若い女性が増えています。しかし彼女たちは、これまでの主婦とはまったく違います。自分で生き方を選択する「Housewife 2.0」なのです。
「会社を選択的に離脱する」「企業社会で燃え尽きた母親の世代を反面教師にする」「田舎生活を楽しみ、ジャムをつくり、編み物をする」「ストレスのある高報酬より、ほっとできる暮らしをする」「ウェブ、SNSを使いワークシェアする」「ブログで発信し、起業する」「家事を夫と分担し余裕をもった子育てをする」。つまり、報われないバリキャリ世代を反面教師とする彼女たちは、会社を離れ、持ち前の能力とやる気で家庭生活を手作りし、オーガニックを極め、屋上で野菜を育て、主婦ブロガーとなり、ママ起業するのです。本書の著者、マッチャーさん自身もハーバード大学を卒業しながら、不況に直面した世代。地元大学の事務職を辞め、現在はノースカロライナの田舎で夫とともに手作りライフを楽しんでいるハウスワイフ2.0の一人です。
家庭と仕事と人生、すべてを満たす “ハウスワイフ2.0”という新しい働き方・生き方に、今、熱い共感が集まっています。
Posted by ブクログ 2014年03月02日
不況が長引くアメリカにおいて、20-30代高学歴女性の間で主婦回帰の流れが起きているという事実を、ハーバード大卒の女性ジャーナリストが詳細にレポートしたもの。これは、彼女たちの前向きな選択によるものであるが、一方で、職場に残って会社に物申す女性を減らすことにもつながるので、長期的にみて女性の社会進出...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年02月12日
ハウスワイフ2.0に対する著者の態度があまり 一貫しておらず、何が言いたいのか分かりづらい感じがした。でも全体的には面白かった。私はフリーランスで家で働いているけど、やっぱり専業主婦は旦那の稼ぎがいいから専業主婦でいられるんだと言うひがみはあります。この本では、ハウスワイフ2.0に、そういう経済的に...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年12月01日
これはなかなかに衝撃的かも。へー、アメリカでねえ! という驚きもありつつ、不景気だしね…職探しが難しいと専業主婦になりたがるよな、そりゃ。しかしこれ、日本では著者は推進派みたいに宣伝されているけど、読んでみると「女性も仕事しといた方がいい。いつ離婚するか分かんないし、将来子どもが『手作りのご飯や洋服...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年04月18日
「ハウスワイフ2.0」エミリー・マッチャー著 森嶋マリ訳(文藝春秋刊)を読んだ。本のタイトルと「会社に使われない新しい生き方」に興味をもった。この本の表紙を見る限りキャリアを捨てて専業主婦の道を選ぶ人が増えているのだろうかとも思える。実際はそういった話よりも、専業主婦でありつづける人にもキャリアと...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年04月18日
アメリカで高学歴の若い女性の主婦回帰現象が起きている示唆をした本。ただ、その実、本当に主婦回帰しているのは富裕層ではなく中流階級以下だった、ということが最後に述べられている。(前段が長い…)
原因としては、食の安全問題と不景気による仕事の無さや閉塞感が大きく、逃げ場として昔ながらの全て手作りするホー...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年05月07日
母親世代の企業戦士を反面教師とし、組織を離脱して自ら作り味わう豊かな、オーガニックで安心な生活を選ぶ、新しい主婦像。ブログ、手作り講習や販売が新たな金脈。意識すべきは、男性の参加、経済的自立、恵まれていることの自覚、社会全体の利益を考えること。
4つの処方箋が秀逸。日本にもその流れはあるんだろうけ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月18日
アメリカでは高学歴の20~30代の母親が会社を辞めて専業主婦を選ぶ傾向が増えている。アメリカは不況で働く場が無くて、低賃金で働くくらいなら、生活のすべてを手作りして、子供を家庭学習させ、つつましく暮らす。カリスマ主婦ブロガーはスポンサーが付き高収入を得ているが、ほんの一握りに過ぎない。手作り作品をネ...続きを読む
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