なつかしい時間

なつかしい時間

880円 (税込)

4pt

言葉、風景、人たち、本……。この国の未来にむかって失われてはいけない大切なもの。20世紀の終りから21世紀へ、そして3.11へという時代に立ち会いつつ、再生を求めて、みずからの詩とともに、NHKテレビ「視点・論点」で語った17年の集成。

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なつかしい時間 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年09月06日

    1日がめまぐるしくなった、この時代だからこそ立ち止まって考えたいと思った
    急がずじっくり過ごしていきたいですね_φ(・_・

    2021-9-6 ☆4.8

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    Posted by ブクログ 2021年02月27日

    便利な生活へと成長し続け、次第に忘れらていく感受性。
    スマホを持ち歩き、気がつけばデジタル中毒の自分。
    言葉・風景・本・習慣等のなかから生まれる大切な時間を歳を追うごとに感じ取れなくなっていました。
    そんな忘れられていた大切な時間を蘇らせてくれる1冊です。
    著者の長田さんとこの本を買って勧めてくれた...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年02月23日

    NHKテレビ「視点・論点」で1995年から17年にわたって語った48回の元原稿を初めてまとめた全篇に別の3篇を加えたものだそうです。
    「なつかしい時間」とは日々に親しい時間、日常というものを成り立たせ、ささえる時間のことであり、誰にも見えているが、誰も見ていない、感受性の問題をめぐるものであるそうで...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年11月09日

    よい!!
    人との関係、対話について、場づくりについて、とても共感できる。
    視点論点のまとめだそうで・・・そんなの出演していたなんて、知らなかった・・ショック。。。
    長田弘は大学生の頃に出会って、当時は鬱々すると、詩をよく書き写していた。
    内田樹、外山滋比古などの言っていることに通じるなーと、思い出し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年10月14日

     私の詩人長田弘のイメージは、いつも大きな樹と寄り添う物語の人があります。樹はその人の原風景であり、自然とのつながりでもあります。NHK視点・論点で長い間語られた物語の終結として、今の時代を深く振り返る鏡でもあるようです。
     一人一人の生きてきた証としての原風景、良き時代という安易な表現ではなく、人...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年11月26日

    1995年から2012年までの17年間、NHK「視点・論点」で著者が担当した48回分と同じ時期に話した別の3篇をあわせて収録したエッセイ集です。

    現代において「時代の影」へと追いやられてしまった尊いものに目を向けるような問題提起のエッセイ集といったふうでした。「そこが問題なのではないですか」にいた...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年05月15日

    読書をする習慣とは読むだけでなく手元に置いておく、生活の中に本を溶け込ませるだけでも読書力は鍛えられるという。この言葉には読書への敬意を感じた。
    現代人はデジタル化が進む中で日常の風景を感じ取る能力が低くなっている感じた。これは精神衛生上よろしくないのではないか。時には立ち止まり何もしないで過ごすこ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年11月24日

    やはり、本に興味があるので、読書のページでつい手が止まってしまう。

    〇挨拶という言葉の本は、アイは「押す」、サツは「押しかえす」という意味の、相手あっての言葉です。(p15)

    ☆相手を見て、笑顔で挨拶したい。

    〇自分の日常のなかに、とにかく一冊の本がある、なければ置く。(p103)

    ☆読書の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年08月13日

    やはり、人本来の力は経験でのみ蓄積する。外部記憶は人間を違う生き物にしてしまう。この流れは止めなければならない。日本人気質が消えてしまう。

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    Posted by ブクログ 2015年06月13日

    日々の風景と時間と読書を愛した詩人が、NHKテレビ「視点・論点」で毎回語った元原稿が中心になっています。▼わたしたちは風景の中で生き、そして暮らしています。しかし、現代は、大切な風景の感覚が失われてゆき、クローズアップの時代。部分を拡大して、全体を退けます。風景の中に在る自分というところから視野を確...続きを読む

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