読書からはじまる

読書からはじまる

715円 (税込)

3pt

「読まない本」にゆたかさがある。「たくさん読む」が正解ではない。「一生忘れない」なんて嘘? 最も長く、最も深く人類と共に在り続けてきた「本」というメディアは、私たちの想像よりもずっと優しく、あらゆることを許してくれる友人だ。本はあなたを孤独にしない。読書が苦手、活字に疲れた――そんな本音にもあたたかに寄り添う、「人間」を楽しむ至高のエッセイ。

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読書からはじまる のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年11月05日

    本に対する心構え、立ち位置を改めされ再認識させられた本です。200頁ほどの本ですが、少し時間がたてば何度も読み返して新たな解釈、発見気づきがある本です。

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    Posted by ブクログ 2023年03月19日

    読書という行為が人生にもたらすものは何か。なぜ読書が必要なのか。読書の意義を説きつつも、平易な言葉で読書に対する心理的なハードルを上げることはない(寧ろ下げてるくらい)。それって結構すごいことだと思う。この一冊も僕の心に植わった木になった。きっと大きく育つだろうなって気がする。

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    Posted by ブクログ 2022年12月24日

    本を読むということがどういうことなのかを考えるのが本書です。

    「読まない本」にゆたかさがある。「たくさん読む」が正解ではない。
    ことばがゆたかな人は、ゆたかである。ことばが貧しい人は、貧しい。

    気になったことは以下です。

    ・友人としての本。友人というのはその場かぎりではありません。「ずっとつづ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年02月27日


    本を読む意味を一緒に考え、本好きの自分を優しく肯定してくれる本です。
    本に書かれている言葉によって、自分の存在を確かめたり肯定したりできる。
    見たこともない世界を言葉から想像できる。
    本を通して世界と、自分と静かに対話できる。
    いつでもそばにある、いてくれるという心強さを感じる。
    自分の言葉にでき...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年01月08日

    【2022_02】他の方が主催される読書会でのテキストが、長田さんの『最初の質問』という絵本だった。それが縁となって手にした著作。今年はこれ1冊しか読めなかったとしても、もう後悔することはないだろうと思う。できることなら、生前にお会いして、「先生」と呼ばせていただきたかった。うまくコメントできないが...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年11月20日

    スケールが違った。巷に溢れている読書術とは違い、なぜ人生に読書が必要なのか、あたたまる視点で書かれていた。
    情報収集に躍起な今の時代の虚しさを、私も感じていたが、それも言葉にされていた。

    読売新聞のこどもの詩のコーナーで、名前を毎日拝見していたが、本を読むのは初めてだった。
    ああ、これが本当に文を...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年11月15日

    ひとにとって本とは、読書とは、そして言葉とはなにか

    静謐なエッセイ。

    ひととしてのありようを考えさせる後半は、
    何度も読み返したい素晴らしいものだった。

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    Posted by ブクログ 2021年11月13日

    どの一文をとっても心に深く染み渡るような本でした。
    読書に何か目的意識を持って取り組むような使命感にかられて読むことがあり、純粋に楽しむということを忘れることがありました。多くの情報を取り入れるためではなく、自身の記憶に残るような一文・一句に出会いたくて、本を読んでいたことを思い出せました。好きなフ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年11月24日

    NDC 019

    (・あれ、私が借りたこの本は、池澤春菜さんの解説がのってない。読んでみたい。)

    私にとって、哲学的で読みやすくはなかった。一回読んだだけではわからないなと思う言葉もあった。でも、出会ってよかった。なにがよかったとかどうよかったかとかをここに言い表せないところが、自分が「よい言葉」...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年02月19日

    気に入った文章の抜粋。

    本は死んだすべての人の中から、自由に自分で友人を見つけることができる。何千年もの昔に友人を求めることができる。読むとは、そうした友人と遊ぶということです。

    子どもには、大人には、老人にはこういう本といった壁で囲むような考え方は、わたしたちにとっての本の世界をすごく狭く小さ...続きを読む

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