記憶の檻

記憶の檻

704円 (税込)

3pt

4.0

「ここに指輪がある限り、その人は必ず……来ます」
知る人ぞ知る帝都一の高級男娼館・紅楼夢。そこを訪れた天才株屋の幹弥は、心が壊れ記憶をなくした男娼・環を指名する。ある事実を隠し「一緒にここを出よう」と提案した幹弥に、環はただ一つ覚えていることを伝える。それは、自分と同じ指輪を持つ人と交わした約束だった。捨てた自分の過去に絶望する幹弥は、環をただ抱きしめ…。官能と秘密が織りなす大人の愛。

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記憶の檻 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    初読み作家さん。東京が帝都と呼ばれていた時代を舞台にした、天才的相場師と記憶喪失の男娼の悲恋物語です。
    遊郭とか男娼館とかっていかにもな感じで、敬遠気味なジャンルでもあり、でも突然実力のある作家さんが書くと気になるものでもあり…
    手にとるまで葛藤しましたが、記憶喪失は好物なので結局読むことに。

    0
    2014年01月17日

    Posted by ブクログ

    受けの環が儚くてかわいく良かった。
    この作者さんの大正時代くらい?の雰囲気の作品がとても好きなので、またこういうお話を書いてほしい。
    サブキャラの太市と蒼のお話も読んでみたい。

    0
    2013年12月23日

    購入済み

    男娼に記憶喪失に遊郭に。。

    キーワードだけ聞くと後ろ暗いよーな淫靡さにトキメキますが、、実際は昼メロ?(笑)不憫な設定嫌いじゃないですがこの環の扱いは百草並みに流されるだけで抵抗力がなさ過ぎて哀れとゆーか、、もお申し訳ない域(汗)苦痛からの現実逃避に記憶を捻じ曲げて記憶喪失にとゆーのも、うーんモリ過ぎでは?って気も。由緒ある生

    0
    2014年10月19日

    Posted by ブクログ

    この有馬という人物が誰なのかってのはすぐに分かるんだけれど、結構恋愛ものというよりも 物語に引き込まれました。 どうしてこうなったのか?思い出すのか?と読んでたのですが、最終的には思い出すことはなかったってのが ちょっと物足りなさを感じましたね。 出来れば思い出して尚、強く生きていく二人ってのを期待

    0
    2013年12月31日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    買ったはいいが何故かなかなか手が進まなかった作品。
    でも、すごく引き込まれた。
    綺麗事だけじゃなく、手を汚してきた攻めの心情や、記憶を奥底に閉じ込めた受けのやり取りに切なさは有るが、纏まってくれて良かった。
    確かにに受けの記憶が戻った訳ではないけど、記憶は決して認識上のものだけではなく、奥底に刻まれ

    0
    2014年03月30日

記憶の檻 の詳細情報

  • カテゴリ
    BL
  • ジャンル
    BL小説
  • 出版社
    KADOKAWA
  • 掲載誌・レーベル
    B-PRINCE文庫
  • 電子版発売日
    2014年03月07日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    5MB

閲覧環境

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