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Posted by ブクログ 2022年02月15日
日常の中に訪れた、小さな、不思議な出来事を描いた短編SFマンガ集。少し昔に読んで、あまりハマらず本棚に寝かしていて、なんの気無しに手に取ったら目から鱗の良いマンガだった。
異質なものに対峙しているのに、どこか懐かしくて、ひりひりする。
最小限の絵と言葉で描かれているけれど、余白にいろんな想いや景色...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年11月27日
何年か前に試し読みを読んでいた。
本屋でたまたま、平置きされていて、残り一冊で、気付けばそのままレジに持っていっていた。出会うというのはこういう感じだなと久々に思い出した。
いい話、とか悪い話、みたいな、ひとくくりにできない物語が四つ、夜に浮かんでいた。いつか経験したことがあるようなないような。不思...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年04月11日
町田洋
まず今まで知らなかった事を恥じた
これはちょっと凄い
ネームの切り方、構成、セリフ運び、空間の切り取り方、演出、ストーリー、オリジナリティ、センス、あらゆる面で抜きん出てる
作品というか作家としての完成度が非常に高い
どんなルートを辿ったらこんなもの産めるんだ
いっそ脅威的ですらある
...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年04月25日
町田洋の初期作品を集めた短編集。眠っている町を題材にした「夜とコンクリート」を読んだりパスで書いたようなカクカクの線を見て思ったのだけど、もしかして建築出身?
最低限の線と表現で彩られているのに情景がありありと浮かぶ魅力的な絵と、sf的・幻想的であるがどこか懐かしく切ない世界観がとても心にしみた。...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月24日
SF短編集を読んだような読後感。どの作品も作品の中で音楽が流れていると言うよりは、その作品に相応しい「音」「効果音」が流れている感じがする。
第1話『夜とコンクリート』→眠れない建築士の友人が他人と酔い潰れている場面に遭遇、仕方なく家に連れて来なくてはならない事になる。この建築士は自分が眠れない事に...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月14日
夜のちょっと静かなときに、ふと読みたくなる。
4つの作品からなる今作は、文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞作の「夏休みの町」も収録されている。
どの作品も端正に"日常"が描かれているがどこかが違う。
その違和感を町田洋という人は不思議な要素を組み合わせて描いている。心理描...続きを読む
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