ユニクロ帝国の光と影

ユニクロ帝国の光と影

702円 (税込)

3pt

ユニクロ側が出版社に対し2億2000万円の損害賠償を求め提訴した衝撃の書!(一審判決は原告の請求棄却)
大型旗艦店を続々開き、世界に覇を唱えるユニクロ。総崩れの日本企業の中で、唯一気を吐いているように見える。しかし、これまで創業者・柳井正氏率いる同社の経営を精査したメディアはなく、その実体は謎に包まれていた。なぜ、執行役員が次々と辞めていくのか? なぜ、業績を回復させたにもかかわらず玉塚元一社長は追い出されたのか。なぜ、中国の協力工場について秘密にするのか? 誕生の地山口県宇部から、ユニクロ躍進の秘密を握る中国へ、そしてライバルZARAの心臓部スペインへ。グローバルな取材によって著者があぶり出した、「柳井正」と「ユニクロ」の真の姿。

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ユニクロ帝国の光と影 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2018年01月27日

    ユニクロとZARAの社風、業務実態の比較部分がとりわけ面白かった。社員を絞りあげるだけ絞って利益を上げるユニクロと、そうではないZARA。柳井商店のまんま来ているという著者の指摘は正しく、いずれダイエーのような末路をたどるのかもしれない。

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    Posted by ブクログ 2018年01月07日

    ユニクロに対する視点が変わった。

    要約。

    ・柳井さんはワンマン経営。

    ・一流のニセモノ。それがユニクロ。

    ・3段階に分けた生産企画のシステムは素晴らしい。

    ・軍事的な店舗運営。人件費には厳しい。店舗の離職率はかなり高い。

    ・中国工場からすれば、生産枚数が多いのと契約を変えないので安定して...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月29日

    大小あってもワンマントップの引き際というのは難しいのだなぁ。
    なかなか自分を認めてもらえなかった元職の社長を思い出した。

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    Posted by ブクログ 2017年01月15日

    ユニクロについてその繁栄と停滞を正面から扱った一冊。

    柳井正の経営手腕について褒め称える一方、その部下や中国の工場については過酷な成果を要求する一方で、自らはその責任を取らない典型的なワンマン経営者であることがよくわかった。

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    Posted by ブクログ 2017年01月01日

    ユニクロ創業者柳井正と、彼を取り巻く人々に光を当てたノンフィクション
    柳井は、非情で、時に公正さを欠いてでもユニクロの規模を拡大させていく強引な経営者として描かれている。

    部下にはファクトに基づいた報告とコミットメントを手厳しく求める割に、柳井の指示はざっくりしているし、必ずしも責任を取るわけでは...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年01月25日

    「ー」

    ユニクロから名誉毀損で訴えられた本。ユニクロは敗訴している。

    えげつないほどの労働が求められるユニクロ。それは中国の工場にも適用されていた。中国での話ので中で、”柳井さんは公正、誠実である”という発言があった。たぶんそうなんだろう。だからこそ、人にも過酷さを要求する。

    ZARAとの違い...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年12月21日

    文章は読みやすく、著者もしっかり取材をしている。
    海外のライバル会社にも取材に行っており非常に解りやすい。

    ユニクロは原料を商社に頼らずに自ら紡績会社と共同研究して一括買い上げし、その糸を使って中国の工場に大きなロッドで注文を出して買い上げ、コストを抑える。
    商社を通さずに自社で直接リスクを取って...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年09月03日

    柳井さん。
    強烈な人なんだろうな、とは薄々思っていたけど。。。

    とってもじゃないが、一緒に働きたくないタイプ。

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    Posted by ブクログ 2014年06月01日

    本筋とは少し逸れるかもしれないが、ビジネスというものの影響力の大きさと、それでいて限りなく一側面的な営みに過ぎず万能にはなり得ないことを感じる。ビジネスとか経済というものが今の社会に対しどれほどの大きさと位置づけであるべきか考えさせる。多様な示唆に富んだ興味深い一冊。精神疾患や成育歴による性格・人格...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年03月16日

    ユニクロ繁栄の分析と会社の成り立ちについて。
    不景気に会社が成長するにはわけがある。成長の反動で失うものもある。
    興味深い一冊。

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