評伝 ナンシー関 「心に一人のナンシーを」

評伝 ナンシー関 「心に一人のナンシーを」

1,100円 (税込)

5pt

3.3

【目次】

まえがき
プロローグ

第一章 ナンシー関の才能とその影響力
・作家 宮部みゆきの場合
・天性の観察眼と「規格外」という自意識
・「後悔はしないのか」
・テレビプロビューサー 土屋敏男の場合
・視聴率とは別の、もう一つの指針
・コラムニスト 小田嶋隆の場合
・視聴者と同じ目線の高さ
・イラストレーター 山藤章二の場合
・“自己批判"という新しいジャンル

第二章 <ナンシー関>が誕生するまで
・照れ屋のちょっと変わった女の子
・「ホットドッグ・プレス」での初仕事
・改行なしのコラム原稿
・たけしの「オールナイトニッポン」の影響
・マブダチとの出会い
・丁稚で勝負
・消しゴムを彫って生きる覚悟
・「ビックリハウス」に単身で売り込みに行く
・「ミュージック・マガジン」の表紙に抜擢
・自分自身の物差し
・独自のスタイルが完成

第三章 青森での関直美
・子どもころから「大人」
・実家でのナンシー
・クラスの中の“最後の砦"
・マツコとの鼎談
・高校受験に失敗
・サブカルチャーに傾倒
・「演歌はいいけど、精神的演歌は嫌だ」
・はじめて消しゴムハンコを彫る
・投稿ハガキが読まれ、拍手喝采

第四章 旅するナンシー、歌うナンシー
・香港でパーマをかける
・ハンコとスタンプ台を持ち歩く
・台湾社員旅行の過酷すぎるスケジュール
・「今考えれば、いいこと浮かぶかも」
・ナンシーのバンド時代
・染之助・染太郎の前座でバンドデビュー
・なぜか「嫌いじゃなくなった」カラオケ
・サブカル好きなお相撲さんと出会う
・憧れのムーンライダーズに緊張
・いくつもあったカラオケの十八番
・免許持つ人、持たぬ人
・箱根への日帰りドライブ

第五章 ナンシー関の全盛期
・はじめての単行本
・愛用の消しゴム
・「噂の真相」での連載開始
・見えるものしか見ない「顔面至上主義」
・日常生活では「人の顔など見ちゃいない」
・永ちゃんのコンサートに「潜入」
・「フォーエバー毒蝮」
・「テレビには出ない」という決断
・本領発揮のプロレス技
・ページはじまって以来の抗議の投書
・大月隆寛との対談「地獄で仏」
・ナンシーの外見と文章
・週刊誌コラム連載で全国区に
・テレビコラムを主戦場に定めて
・デープ・スペクターとの論争
・松本の外したような笑いのセンス
・定点観測の視点
・リリー・フランキーとの対談「小さなスナック」
・ワンアンドオンリーの存在感

エピローグ
あとがきにかえて

<巻末インタビュー>
マツコから見たナンシー

〈解説〉
ナンシー関と雑誌の時代 与那原恵

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評伝 ナンシー関 「心に一人のナンシーを」 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    もう亡くなられて20年…著作は当時色々楽しませていただきましたが、評伝の中に散りばめられた引用原文を今読んでも、途轍も無く面白いし色褪せていないという不思議。話題は概ね20年以上前のテレビやメディアの筈なのに!
    生い立ちをはじめ、家族や仕事仲間からのこぼれ話等、関直美と言う規格外の天才に関するあれこ

    0
    2022年08月18日

    Posted by ブクログ

    ナンシー関の評伝があると知ってとりあえず読んでみた。私自身はナンシー関が本当に好きなので彼女について書いてあればそれだけで満足なのだが、一つの評伝としての出来はおそらくまあ普通で、特に新しい視点とか気づきがあるわけではないので、ナンシー関を知らない人には勧めない。ナンシー関自身の著作を読めば足りるこ

    0
    2022年08月29日

    Posted by ブクログ

    ナンシー関さんへの興味は、正直にいえばなかったが、タイトルの「心に一人のナンシーを」というのにヤラレてしまった。
    これは読むしかないなと。
    自分も以前はテレビ大好き人間だったから、当時にナンシー関さんのコラムとかを読んでいたら、おそらく気に入ったのだろうな。
    所々のせてあるコラムの一文に声を出して笑

    0
    2022年05月07日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    不世出のコラムニスト。
    テレビウォッチャー。消しゴム版画家。
    鋭い観察眼と類稀なる表現力を持ちながら、
    己については避けるように触れなかったナンシー関
    関係者たちの当時のコメントや取材から、
    ナンシー関の人となりや人生に触れています。

    ナンシー関ってどんな人なんだろうとか、
    ほかの面白い人たちはど

    0
    2022年12月29日

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