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Posted by ブクログ 2018年06月12日
おせいさんの随筆を読んだのは初めてでした。ナアナアな中年、イチブン氏と理想高きOL、フィフティちゃん、おせいさん、ときどきカモカのおっちゃんを混じえて語られる「いい塩梅」の大人の随筆集。おせいさんの著作は小説もそうですが、カドがなくて心がまあるくなる感じ。合間合間に挟まれるアフォリズムが印象的でした...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年12月31日
読売新聞の広告で「この国は、本を読まない大人が増えた。だから子供みたいな国になってしまった」という内容を語ったのは、田辺聖子である。
本書は、エッセイ仕立てだが、飲み仲間の「フィフティちゃん」と「イチブン氏」との会話を通じ、人間の生態、特に男女のあれこれを通じて、著者がアフォリズムを導き出す示唆に...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月25日
【本の内容】
生きていくために必要な二つの言葉、ほな、とそやね。
別れる時はほな、相づちには、そやねといえば、万事うまくいくという。
本書は田辺ことばと共に楽しめる究極の人生の哲学満載である。
[ 目次 ]
究極のあわれ
金属疲労
惚れる
寝首
いい男
家庭の運営
上品・下品
憎めない男
老い...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年08月07日
「人生はだましだまし」なんて言葉は嫌いだった。誤魔化しなんか一切なしで、そのときそのときを全力で楽しみたいと思ってた。
就職して初めてこの言葉が身に沁みた。
害毒のエーテルに溢れてしまいそう、そんなときこそだましだまし、なのかな。
若者をたきつけるばかりじゃなくて、「苦労は逃げえ」と言える田辺聖子...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月23日
ずっと積ん読になっていた本。
今一番心に残ったのは、恋愛は、はじまりではなく終わりが一番大事だということ。何も失恋する、とかそういう話ではなくて、歳をとり、どういう風に終わりに近づいていくんやろうなぁ、、と考えるのは、心がよく整理されるように思う。また、恋愛も含めて、人生というのは人との付き合い方...続きを読む
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