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書斎がほしいが、家には空き部屋がない。それなら、自分で「ミニ書斎」をつくってみてはいかがだろうか。廊下やリビングの一角に机・椅子・書棚を置けばそこは自分だけの空間になる。数々の狭小住宅を手がける建築家が、たった1畳・1万円の予算から、階段下や寝室の一部などの空きスペースを書斎化するアイデアを紹介。働く男の夢を現実にする、福音の書。
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Posted by ブクログ
書斎についてのこだわりが詰まった1冊。狭小住宅の設計に長年関わった著者のノウハウがちりばめられている。こういった書斎についての本には、「自分の時間がもてる」とか、「家族といえどもプライバシーを重視するために」とか言う理由で書斎を作ることを薦めている本が多いが、この本の著者は、家族との関わりをとても重...続きを読む視しており、隔離された書斎よりも、リビングの片隅や寝室の一部のスペースに書斎を作る事を推奨している。私は隔離された書斎をもっているが、この本を読んで、そこを家族のために共用の部屋とし、寝室のロフトにミニ書斎を作る事にした。本を読んで自分の行動が変わる、この瞬間が堪らない。
家族の理解を得ることが第一。2畳でよいので自分のスペースを作り、自分の時間を持つ。スペースだけではなく、時間も念頭に考える。同じ空間でも時間をずらせば使える部分がある。
所要時間:2 印象的な文章:ミニ書斎を「趣味の世界における終の棲家」と位置づけ、自分にとって「究極の形」を探究し続けていく生き方も美しいと思います。 オススメ度: 身内 4 身内以外 2 過去の自分(20歳) 2 未来の自分(60歳) 3 子供が【25】歳のときに読んで欲しい 自分のやりたいこと、...続きを読む趣味に没頭できる秘密基地を作る。それにより人生豊かになり、家族全体の幸せにもつながる。 スペースがないなりにも自分専用の空間を作り出してライフワークを作ろう。
書斎というよりもちょっとした作業空間と言った感じだが、そのちょっとした空間をどう作るかを紹介している。どこに作ることができるか、その場所に設置する上での注意点、そしてミニ書斎をもつ心構えといったことをまとめているが、言われてみれば当たり前のことばかりであった。簡単な自作方法も紹介してあったがこちら...続きを読むもDIYの定番といった感じで目新しさは感じなかった。ただ、建築家ということもあり、一定の説得力はあった。
書斎=秘密基地=男の城 浪漫を感じます。 書斎1つとっても、人口ピラミッドの問題が絡むことに驚く。 「来し方行末」にじっと思いを馳せる時間が私にも必要です。
タイトル通り、書斎を部屋として独立して作るのではなく、ミニ(1畳から2畳)で作るべき!男性は、という本。 ミニ書斎の定義は、「寝室・リビング・廊下・階段などの一角に設けられた、広さ3畳以下の、世帯主の男性専用のスペース。男性はここで一人だけの自由な時間を過ごすことができる」とのこと。 男性として...続きを読むは、籠る場所が必要というのは、特に子供が複数いる今はとても共感。一方、秘密基地が欲しい!といっても、意見の通る家は少ないでしょうけど。そこで、本書のようにデッドスペースを見つけて、少なくとも1畳のスペースで目線を区切る高さを目安に、自分専用のブースを作る、というのはアリですね。 2013年の本なので、テレワークのテの字もない時期ではあるものの、むしろ今の方が実感・共感できる”男性”は多い気がします。 人によっては、籠る感の度合いも違うそうなので、自分のタイプを判断すると良いというのは、いいですね。週末や休日の夜、家族が最も集まる時間帯に、リビングで少し難しめの本、例えば、自然科学、哲学、先端技術、経済学などの専門書を読んでみて、①書いている内容がすっと頭に入ってくる、または②同じページを何回見ても頭に入ってこない、など自分の状況を確認してみると良いそうです。①であれば、あまり完全な個室タイプは不要で、リビングの一角にブースっぽく作るので充分ですが、②のタイプは、結構しっかりした閉鎖空間が必要なタイプだそうです。私は①なので、今もリビングでテレワークしていますが。 四畳半の個室をまるまる使えるようになったらな・・・と思う人も多いでしょうけど「起きて半畳 寝て1畳、天下とっても二合半」と、必要以上に高望みしてもしょうがないという諺も、居心地のよい1畳のスペースを作る研究をしようと思わせてもらえました。
本書を購入直後、読む前にNHKのSWITCHという番組で、著者と俳優の國村純との対談をみた。著者のイメージを持った状態で本書を読むことが出来たのは幸運だった。 本書のテーマはズバリ「趣味をもとう!」であるが、そのきっかけが、ミニ書斎というアプローチは、狭小建築を手がける著者ならではだと思った。 我が...続きを読む家も建築時に書斎を計画し、部屋はあるが、物置化している。 なんとか、本来の目的を達成させねば。。。。
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杉浦伝宗
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