異国トーキョー漂流記

異国トーキョー漂流記

440円 (税込)

2pt

「私」には様々な国籍のユニークな外国人の友だちがいる。日本に「自分探し」に来たフランス人。大連からやってきた回転寿司好きの中国人。故国を追われたイラク人etc…。彼らと彷徨う著者の眼に映る東京は、とてつもなく面白く、途方もなく寂しく、限りなく新鮮なガイコクだ。愉快でカルチャー・ショックに満ち、少しせつない8つの友情物語。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

異国トーキョー漂流記 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    積極的に謎の企画を立ち上げて海外にいってアホをやらかしてくる多言語話者で貧乏な著者が、逆に様々な境遇で日本にやってくる外国人と東京を歩き、それぞれの国の文化や価値観、そして「トーキョー」という外国人から見た都会を見つめ直していく、笑いあり涙ありのノンフィクション。アメリカを非難しつつもマクドナルドを

    0
    2025年07月28日

    Posted by ブクログ

    探検は無いが、高野さんのとてつもない優しさとそそっかしさが満載で面白い。
    マクドナルド好きのイラク人の話と、飛行機でたまたま隣に座ってたペルー人の話は、まさにノンフィクションはフィクションより滑稽なりである。またどちらも切ないオチがあって印象深い。

    0
    2025年07月25日

    Posted by ブクログ

    『語学の天才まで1億光年』をだいぶ前に既読していて。ためになったし超絶!面白かった(ゆえに星五つ)のだけど、何て感想を書いていいものか分からないくらい完結していたので星だけ付けて寝かせていました。
    そこに出てくるユニークな外国人たちとほぼリンクしていて少し違うエピソードもありつつ、こちらもまた面白か

    0
    2025年01月22日

    Posted by ブクログ

    ちょっとググれば知りたい情報仕入れて大抵の言語を多少なり学ぶ術があって、面倒な人付き合いもそこそこにしてあちこち飛び回れる、大層便利な時代になった。もーこんなまわりくどいこと好き好んででもしないと体験できない。真面目で不器用で真っ直ぐな高野青年が、ひとつひとつの出会いの中で、いろんなものの見え方、捉

    0
    2024年11月11日

    Posted by ブクログ

    高野さんの他の著作を読んでいると、状況や当時人物に共通しているものがあって、ストーリーを補完してくれる楽しさもある。

    高野さんが狂言回しとして、トーキョーにやってきた7人の外国人の物語が綴られる。

    スペイン人とペルー人、イラク人の話が好み。みんな、話に少し寂しさというか、ビターな雰囲気があって、

    0
    2024年01月23日

    Posted by ブクログ

    面白いけど、少し考えさせられる。

    人の行かないところへ行く、人のやらないことをやる、というのが辺境ライターたる私のテーマである。
    変なところに行ったり変なことをすることで出会える人がいる。面白い話ができる。

    0
    2023年08月17日

    Posted by ブクログ

    東京も、外国人とすごせば異国"トーキョー"に見えてくる……
    登場する日本で暮らす外国人たちがみな個性的でおもしろいのは、(わざわざ日本に来るような人たちだ、)各人の個性も十分あるだろうが、同時に著者の目線のおもしろさもありそうだ。
    どのエピソードもおもしろく、また興味深いものだっ

    0
    2022年01月10日

    Posted by ブクログ

    日本に居ながら海外を旅したような気分になれる、高野秀行が出会った面白おかしい『ガイジン』との数々のエピソードを交えた物語。

    0
    2021年11月17日

    Posted by ブクログ

    2021/01/13

    自然消滅していく、お話がものすごーく好きです。

    少し悲しかったり、光が見えたり、笑えたり、高野先生の冒険も好きですが、エッセイもいいですね。

    0
    2021年01月14日

    Posted by ブクログ

    在日外国人との交流を通し、著者のペーソスがかたられる。
    著者の得意な冒険記的な作品ではなく、命を預ける相手という濃ゆい付き合いではない。東京という大都市の中で袖擦り合う程度の淡麗な関係であるため、外国人諸氏との付き合いも淡麗である。何度か一緒に飲んだことがある痴人と友達の間くらいの関係、といった程度

    0
    2019年12月06日

異国トーキョー漂流記 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

集英社文庫 の最新刊

無料で読める エッセイ・紀行

エッセイ・紀行 ランキング

高野秀行 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す