ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
真ん中にひと文字「子」という漢字が入った灰色のすべすべとした楕円形の石。神支村の子どもたちが祭りの夜に探す「ねずみ石」は、願いをひとつだけ叶えてくれる――。中学1年生のサトは4年前の祭りの日、一時行方不明になった。その夜、村で起きた母娘殺人の犯人は未だに判明していない。親友セイとともに、祭りを調べていくうち、サトは事件の真相へと迫っていく。
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
自分を守りたい と思ってとった行動でも 知らず知らずのうちに 「だれかのため」 になっていることがある。 きっかけは何でもいい。 行動が行動を呼んで 人が人を呼び 思いと思いが繋がれば それでいい。 子どもが主人公の作品に 感情を持ち込んで読むのは難しいけど 久しぶりに泣けた。 登場人物の素直...続きを読むな気持ちが ダイレクトに読者に伝わる。 綺麗にまとまった作品でした。
祭の日に真ん中に「子」の字が入ったねずみ石を見付けると願いを叶えてくれる。4年前の祭の日、サトはねずみ石を探しに行き行方不明となりその間の記憶をなくしていた。その夜に起こった母娘殺人事件の犯人はまだ見付かっていない。親友セイと祭のことを調べて行くうちに、サトは事件の真相へと迫っていく。 前半は中学生...続きを読む男子のほのぼのとした日常が描かれて、緩やかに物語が進みますが、後半新たな殺人事件が起きた辺りからサスペンス色が強くなり物語が急展開します。中学生という多感な時期を描くジュブナイルとしても、ミステリとしても楽しむことが出来ます。地方都市の祭を描くことでノスタルジィも醸し出しており、その物語世界は居心地がいいです。 それもサトとセイのふたりに負う処も大きいでしょう。ふたりがじゃれ合うようにしている場面や、年上のシュウとサトが仲良くしている処をセイが嫉妬する場面は実に微笑ましいです。だから後半セイが抱えている秘密があらわになった時、よそよそしさが漂い今までのは全て計算尽くだったのかと思わせサトと共に寂寥感を味わえます。この辺りの流れが巧いなと唸らされました。こういう男の子の描写は女性作家ならではでしょうか。古くは仁木悦子、そして宮部みゆきや恩田陸、加納朋子に通じるものがあるなと感じました。
中学生の男の子たちが奮闘して事件を解決していく。ライトかと思いきや、しっかりがっつりミステリーで読み応えがあった。
さわやかな読後感です 中学生の考える世界観が心地よく描かれています 事件からの展開も自然です 良い作家さんでした(次回作も楽しみ)
山間の小さな集落の祭り当日に起こった四年前の殺人事件。 親友セイの祭りを調べたいという申し出から事件の犯人を探す方へ話は進み、新たな殺人事件が…という話。 神事もほどよく描かれ、少年の優しさ気持ちの揺れも丁寧に書かれていて面白かった。 ラストは悲しいけども、なぜか爽やかに終わり良かった
普通に面白かったが、読んでいる途中で、これは大崎梢さん?とふと疑問が沸いた。若竹七海さんや、七番目の小夜子」の恩田陸さんでもいいんだけど、もっと古ければデビューの頃の宮部みゆきも思い出したかな。まあ、色々ごちゃごちゃ。それでも面白いっていう価値には何の変動もないけれど、やはり女性の作家さんは共通の雰...続きを読む囲気があるんだなと思っただけです。 女性受けは良さそう、主人公を含めて主要登場人物が中学生男子3人、若い女性読者なら萌える?んだろうか。表紙の女の子も、実は男子だったしね(苦笑) でも、大崎さんは多作でいいです。若竹さんは寡作だから待つのが正直しんどい。そう思うと、頑張ってどんどん書いて欲しい。
村で起きた事件を少年が仲間と犯人を捜すお話。村のお祭りと少年達のソワソワしている様子が細かく表現されてます。
表紙の絵と「ねずみ石」なんてかわいいタイトル。帯には4年前、祭りの夜に起こった殺人事件と書いてはあるけれど、日常ミステリーのようなものだろうと思って読み始めたらちゃんとミステリーで、私の中でこのギャップにいい意味でやられた感が強かったです。
「配達あかずきん」で気に入った作者で、 同じく「日常の謎」っぽいので購入。 が、今度のこれは「殺人」あります(^ ^; 四年前の祭りの夜の殺人事件を引っ張って、 しかも目の前で、リアルタイムに新たな事件も(^ ^; 「日常の謎」と言うには、かなりサスペンスフル(^ ^; ただ、主人公が中学生の...続きを読む男の子なせいもあるのか、 全体的に若者(中高生)向けと言う印象か(^ ^; 主人公たちが四年前の事件の謎解きに挑むが、 何せ子供だからあれこれ制約が多くて 中々話が進んで行かないもどかしさ。 でも「そのおかげで」謎が中々解決しないのは ちょっと読んでいてフラストレーションが(^ ^; 謎をいっぱい抱えてそうな刑事が、 まぁ当然「印象的な」登場の仕方をするが、 現実味もないし意外と活躍もしないし(^ ^; 田舎を舞台にしてるおかげか 都合のいいところで携帯が圏外になったりも やや不自然...というか、謎が「環境に頼り過ぎ」か(^ ^; でも、純粋なミステリと言うよりも 「少年少女向け冒険推理小説」と思って読めば 素直にワクワク楽しめる作品かと(^ ^ きっと、そういう作品なのでしょう(^ ^
みんなが何かを隠し、何かを守ろうとしているんだけど、それがなかなか見えてこない感じがもどかしかった。特に物語りで重要な位置を占めるセイのキャラがなかなか掴めなかった。 自分の読解力が足りなかったのか、舞台となる村と町の距離感がいまいち掴めなかった印象が強いです。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
ねずみ石
新刊情報をお知らせします。
大崎梢
フォロー機能について
「光文社文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
キッチンつれづれ
スクープのたまご
アンソロジー 隠す
アンソロジー 捨てる
アンソロジー 初恋
エール!(1)
おひとりさま日和
女ともだち
「大崎梢」のこれもおすすめ一覧へ
▲ねずみ石 ページトップヘ