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探偵のナコと学生の頼科が見つけた写真には、ギロチンの前で助けを求める女性の姿が。2人は彼女を救うため、不吉な過去をもつ『ギロチン城』へ。外界から隔絶された密室で、犯人探しに挑む。連続する新たな密室殺人。一体、誰が何のために!? 不可能を可能にしたトリックとは? 〈城〉シリーズ第4弾。(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
すごく面白かった!!大好きな本。設定、世界観、登場人物、全てが上手く、好みだった。この幻想的で美しくも、残酷な世界を書ける北山さんはさすが。
巧いなぁ! 驚きでは『アリス・ミラー』の方が上かもしれないけど、真相の隠し方の巧みさで言ったら『ギロチン』の方が上だよ! このネタ自体は先出の傑作ミステリがあるのですが、使用の必然性という部分ではこちらの方が圧倒的に上。 物理トリックはやや説明不足感が否めませんが大胆にして緻密、よくこんなややこし...続きを読むいの考えたなぁと感服。 北山猛邦の巧さを改めて実感しました。
薦められて読んでみました。本格ミステリですね。後半、面白かったです。でも、後半に行くまでに、挫折しそうになりましたww やっぱり、のっけからその世界に引きずり込まれるような作品を読んでみたい今日この頃です。。。
読んでいて違和感を感じる箇所がいくつかありましたが、最後まで読んで見て納得。「アリス・ミラー城」同様に綺麗に騙されました。 特に後半の畳み込みが凄くて圧倒されました。
2009/3/19 ジュンク堂三宮駅前店にて購入。 2013/11/4〜11/7 「城」シリーズ第四弾。今回は「ギロチン」に魅入られた富豪の建てた「ギロチン城」で起こる連続密室殺人。おどろおどろしい舞台は新本格が勃興した頃の作品を思いおこさせる。面白く読めたが、トリックは「そんなんアリか?」という...続きを読む感じ。でも、こういう舞台設定は大好きである。
「城」シリーズ第四弾。今作ではギロチンが重要なモチーフとなっている。作中では当たり前のように物理トリックが登場する。違和感はあったものの流石にその詳細な仕組みには気付かなかったなぁ。そして物理トリック以外にも最後には驚愕の真実があったわけだが、ちょっと無理矢理すぎる気がしないでもない。情景的にはとて...続きを読むも儚く美しい雰囲気があり、その無機質さと刹那的な雰囲気が人間を人形という記号にしていくような感じはした。
今作はなんだかすとんと腑に落ちました。前作がもやもやしたから余計になのか。。 処刑道具コレクションがあるから『ギロチン城』なのかと思ったら、巨大なギロチンが仕掛けられてるお城なのですね。塔の間に渡してあってサロンを両断するギロチン…これはなかなか気付かないと思います。元の城主もこれで亡くなってるのに...続きを読む謎の死になってるなら、これギロチンは元の位置に戻す事が出来るのだろうな。 14人のコード名も凄かった…けれど、名前が一、ニ、三、四、五…ってヴィンスモーク家じゃないんだから…って思いました。悠と藍のYou&Iも。死には名前すらない。人々は人形だから名前も記号でしかない…というのならそうなのでしょう。 悠を消して藍になるために、悠を知っている人を消す、という動機は理解できないけれど筋は通っているので腑に落ちます。悠(首から下)と藍(首から上)で、悠として扱われるけど自分は藍みたいに思うの苦しいだろうな。徹底的に人形として扱う、は心を壊すんだなと思いました。 城シリーズ、わりと城の周りに何もないなと思いました。終わりかけてる世界にあったり、世界の果てにあったり、孤島にあったり、認証システムで外界との交流を断ってたり。 日常に異様な館が建ってるのも良いし、異常に異様な城が建ってるのも良いです。妙な建造物ミステリ、しばらく追おうかな。
城シリーズ、第4弾。 登場人物の名前が数字だったり、胴体と頭がゴチャゴチャになったり、ちゃんと理解できたのか微妙。 大掛かりなトリックは、図解があっても理解できなかった…。
イントロからあやしい世界に引き込まれてしまい、あれよあれよというまにギロチンで殺されて行ってしまう人々。 まさかの大規模トリックにびっくりしてしまった。
「双子やクローンでさえ差の生じるパーツが、人間には多くある。――だが、生体認証技術を突き詰めていくと、逆説的に、人間は人形化していくのだ」 「――特定されるのは、パーツでしかない。機械を通し、各パーツに一度解体され、再び組み立て直される。その組み立て直された私というのは、本当に私であって、私に良く似...続きを読むた人形的存在ではないと、はたして云えるだろうか」 「名前」は個の証明なのか、ただの記号なのか。私とは何か。 館物が続いているわけだが、昔のは館=(動機を達成するための)パズルなのに対して、北山氏のは館そのものが事件の動機であり、ひとつの閉じた世界なんだよなあ。キレイ。
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『ギロチン城』殺人事件
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北山猛邦
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