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Posted by ブクログ 2012年01月17日
日本の男色のエピソードは他の本でも触れたりはするが、それを専門的に扱っている本書は非常に貴重であり、中世に新しい光を注ぎ込んだと思う。
現代人からすると、非常に判りにくい男色の世界を丁寧に解説。
男同士の青春時代のきらめきから、バイセクシャルともとれるバランスのとれた性生活など、その幅広さを読むにつ...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年10月03日
主従や義兄弟の関係の濃密さが、エロス・性愛を匂わせる。
「衆道」と聞くと「男色」と連想してしまうけれど、二人の関係の根本にあったのは強い精神的な結びつき=絆。
お互いが特別だから心も身体も愛したいと思うのだろうし、時には嫉妬や刃傷沙汰になる時も…男同士の恋は命懸けだったんだね。
今では同性愛とかゲイ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月13日
ホモ。いや、男色。衆道の話。
戦国期から江戸初期にかけての、義兄弟、男性同性愛について。
真面目な学術書。
こういった歴史背景を仔細に見ると、これまで学生時分に学んだ日本の歴史観もやや変わるな。
今日日、兄弟の契りなんて単語は任侠界でしか聞けないように思うが、その成り立ちを知ると、使い方に気を付...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月31日
何年も前から気になっていた本。ようやく読めた。
江戸時代(たまに明治時代、もしくは戦国時代)の男色の流行、義兄弟の契りなど男性同士の性愛関係を分かりやすく解説。特に強調されていたのは江戸前期まで、男色は女色と並列の単なる性愛行為としてみなされていたということ。それが社会風俗の変化に大きく影響を受けて...続きを読む
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