このこここのこ: 1

藤こよみ

いつの頃から僕たちは普段から演技するのが当たり前になってしまったのだろう?父の再婚をきっかけに義母と義兄、義姉、義妹のできた遥斗。彼女らと同居することになったが、その引っ越し当日に父と義母は新婚旅行と偽って海外赴任してしまい、実姉を含め5人の子供達だけでの共同生活を強いられる。それでも僕らは家族になれると信じる遥斗であったが、早々に義姉・千紘の意外な一面を見てしまう――。

• カテゴリ: 少年・青年マンガ
• ジャンル: 青年マンガ
• 出版社: 一迅社
• 掲載誌・レーベル: REXコミックス
• ページ数: 158ページ
• 電子版発売日: 2014年01月24日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 28MB

[ブクログ · ★★★★★]

後半で結構泣きっぱなしだった私は涙腺弱すぎでしょうか…女の子が超かわゆい　かわいくてなごんでおもしろい漫画っていまどき貴重だよな～と思います。最近は殺伐とした作品が多いなあと思って　そうゆう作品も大好物ではありますが

[ブクログ · ★★★☆☆]

いいこちゃん中心の家族団欒ほのぼのストーリーかと思いきや、メアドを聞こうと部屋のドアを再度開けた瞬間の衝撃（笑）

これはいいギャップ。

人に対する痛みに敏感で、予防線を多重に張る千紘はそれなりにリアリティがあるんだけれど、瑶斗のぼんやりしたキャラに若干リアリティが足りないかなぁと。

だから成り立っているのかもしれないけれど、そこだけが少し残念。
二巻に期待。

[ブクログ · ★★★☆☆]

エロゲ×家族劇父が再婚し、新しい兄妹が三人（♂、♀、♀）できた日、父は新しい母とともに海外転勤してしまう。兄妹五人の新生活が始まる。最もしっかりしていると思われた同い年の長女は、実は裏表の激しい猫かぶり女で・・・。エロゲーっぽいキャラと設定で家族劇をやったような感じ。というわけでイベントのリアリティとか、心の機微とかに期待しちゃダメ。例えば、相手側の長女が裏側を見せることに決める場面は必然性が感じられないし、裏側を見せてしまったのに、まるで驚かず開き直るので、結構ビックリする。というか、ちょうどエロゲのイベントをこなすがごとく、全体に物事がすごくスムーズにいくので、妙にスピーディで起伏がないように感じられる。台詞も展開も”お約束”の嵐で、驚かされることがまずない、ってのもあるかも。まあでも逆に言うと、裏切らないしっかりした展開であるのも事実で、１巻最後の引きもバッチリ。１巻買った人の大半は２巻を買うことと思われる。俺は買わないけど。

[ブクログ · ★★★☆☆]

親無し同居義理兄弟姉妹もの１冊目。
周囲に気を遣うよい子の弟と、周囲によい子の演技をする妹と、
兄姉妹が家族になって生活をスタートするところまで。

最初に泣いたものが勝ち、最初に切れた奴の勝ち。
なだめ役があてがわれてしまうと、なかなか抜け出せませんよねえ。
それにストレスを感じるか、あまり感じないかで、人生どれだけ前向きにいられるかが変わるような。
調整者だからって別に、主張しちゃいけないなんてことはないんですよ。

弟君は自然体に立派で、困ったちゃんよりはこういう方が好きですよ。