消費するアジア 新興国市場の可能性と不安

消費するアジア 新興国市場の可能性と不安

858円 (税込)

4pt

中国の一人あたりGDPと上海をはじめとする大都市圏の繁栄ぶりとのギャップからわかるとおり、もはや国レベルの平均化された指標は意味を持たない。大都市圏ごとの新しい経済単位を使う必要があるのだ。本書は、注目を集めるアジア大都市圏の構造を「消費」の視点で分析、格差拡大や社会不安など懸念材料を現実に即して考察し、アジア経済の新しい見方とアジアの未来市場としての日本の立ち位置を示す。

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消費するアジア 新興国市場の可能性と不安 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2011年12月27日

    これからのアジア経済の可能性や問題点についてわかりやすく書いており、とても考えさせられる良書だと思います。

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    Posted by ブクログ 2011年10月30日

    タイと中国を例にあげ、アジア経済の過去・現在をわかりやすく分析している。
    また将来の課題および著者の解決法も提示。
    アジアを理解したい人は、今すぐ読む価値あり。

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    Posted by ブクログ 2013年09月22日

    国や行政区分などにとらわれずに、アジアの輝かしい発展と、その裏で拡大し続ける貧富の格差についてを主とした分析がなされている。
    アジアと大きな括りのタイトルがつけられているが、アジアの中でも経済の中心となる都市・メガリージョン(都市を中心として広域的に結びついた経済圏)とその周辺、というとらえ方で論じ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年01月22日

    日本でも大都市圏とそれ以外の地方都市では、人々のライフスタイルが全く異なるため、マーケティング手法も異なると感じていたが、この本はその問題をアジアの新興国や成長国でみた場合、メガ都市を中心とするメガリージョンと、それ以外の地方(農村)がどれほど生活水準が異なり、国単位で捉えることが難しいか(無意味)...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年07月12日

    アジアマーケットを消費市場としてどう捉えていくかを統計・経済学的に分析している本。
    綺麗にまとまっており非常に勉強になるのだが、具体的な参入アプローチではなく、あくまでデモグラ情報レベルの分析のため、表紙買をしてしまうと少し残念な気分になるかも。

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    Posted by ブクログ 2012年03月12日

    ITS関係の大先輩に教えていただいた本。一気に読んでしまった。
    社会学系の本のとっつきにくさはなく、非常に明確にロジックが進んでいくのが見えたのはうれしい。特に項目8が圧巻!

    下記は留意しておきたい項目。

    1 対象とする国:新興国
    (Emerging Economies)
    中国、ASEA...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年10月16日

     タイトルで職場の平積みから購入。

     大泉さんは、三井銀行総研の主任研究員。

     著者の前半部分は、新興国のメガ都市とメガリージョンが発生して、着実に発展している話。

     都市を有機的にみるという考え方は、日本でも戦前から、高度成長期まで、都市が極端に拡大していた時代に盛んだったが、そのよう...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年10月24日

    発展するアジアの課題、それに対する日本の役割や課題(課題先進国としての日本)。
    アジアのメガ都市、メガリージョンは発展が進む中で、農村との格差は広がっている。それは社会不安にも繋がりかねず、中進国の罠に陥らないためにも、適切な政策・投資・人的資本の育成などが求められる。

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    Posted by ブクログ 2011年07月04日

    前作の『老いていくアジア』には感銘を受けたがこの本も抜群もよい。
    アジア諸国のほとんどが富む前に老いるというのはわかる。
    これからの消費の根本が国別GDPではなくメガ・リージョン単位だという意見には激しく同意する。関西広域連合にも頑張って欲しいものだ。

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    Posted by ブクログ 2011年06月27日

    少子高齢化と人口減少が進むなかで、国内市場の大幅な拡大は見込めない。(冒頭の一文)

    アジアが国別の経済圏ではなく、都市圏レベルの重要性が高まっていることを、消費の観点から論じている。

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