死にいたる病 現代の批判

死にいたる病 現代の批判

絶望という病根にこれほど深くメスを加え、これをえぐり出した書物は他に類がない。そしてその絶望や不安から脱する道、自己回復の道をさし示した本書は、実存思想の始点となった。

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死にいたる病 現代の批判 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年08月24日

    個人心理学としても有名なアドラー心理学と「個人」の指す意味は違えど趣旨はかなり近いように思う。
    結局は「未来を諦めず、過去に固執せず、自分の限界を見抜きながら今を生きる」という趣旨と解釈した(信仰云々に関して除けば)。

    1

    Posted by ブクログ 2014年05月06日

    一言で言うなら、「自分病」か?

    現代社会の大衆的平均的な人間の在り方については、百年経った今でもそれは顕著だと感じる次第。

    0

    Posted by ブクログ 2013年10月09日

     哲学は、時代や場所・人種の区別を超えて、言葉のみを用いて「死」を解き明かそうとする試み。そう定義するのなら、キルケゴールは間違いなく哲学をしている。見た目は、気弱な文学青年のような容姿と雰囲気だが、この著書で書いたものには、それとは真逆の力強さと潔癖さがあった。
     保証や予測もつかない未来に、自分...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    キルケゴール。高校の倫理の時間に軽く学んで以来とっても興味があったけど、なかなか手を出せずにいました。このたびいよいよその著作に目を通しとても感銘を受けました。あらゆるシチュエーションでの『絶望』というところから、神と出会うことの重要性を説きます。明らかな教化的著作だけども、哲学書としても一流だと感...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2011年10月13日

    キルケゴールの最高傑作なのではないでしょうか?

    これまでつちかった神学から導きだされた。
    絶望と人間の関係!

    絶望とは自由の目眩である!
    最高の名言ではないでしょうか?

    とにかく丁寧に書き上げるキルケゴールに脱帽。

    0

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